コダマと聞いたら皆さん誰を思い浮かべますか?
アタックチャンスですか?
出典:https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/200816/ent20081612000005-n1.html
それともスキスキスキップですか?
出典:https://mdpr.jp/news/1616355
このページを見ている方はきっと違いますよね?
そうですね。
澪王斗(れおと)ですよね?
出典:https://www.jleague.jp/player/1629924/#attack
何回タイピングしても、決して一発で変換できない名前でおなじみ、サガン鳥栖所属の兒玉澪王斗選手。
※2022年1月にレノファ山口へ育成型期限付き移籍
名前のインパクトがすごいですが、若くして日本一を経験した才能あふれる選手なのです。
というわけで、今回はまたもやサガン鳥栖、兒玉澪王斗選手について調べてみました!
wiki風プロフィール
名前:兒玉澪王斗(こだまれおと)
生年月日(年齢):2003/4/24(19歳) ※2021年4月時点
ポジション:FW
出身地:鹿児島
ユースor高体連:ユース(サガン鳥栖)
現所属チーム:レノファ山口 ※サガン鳥栖よりレンタル移籍中
前所属チーム:サガン鳥栖、SC相模原
経歴
鹿児島出身の兒玉選手は、中学時代まで地元のチームF.Cuore U-15でプレーし全国大会にも出場をしていました。
高校サッカー選手権への憧れもあり、地元鹿児島の高校へと進むことも考えていましたが、夏の九州クラブユース選手権でサガン鳥栖U-15と対戦してその気持ちに変化が起きます。
後に日本一となるサガン鳥栖との対戦を経て「日本一のメンバーとサッカーをしたい」と思うようになりました。
そして、サガン鳥栖から練習参加のオファーが来たのですが、親元を離れる不安や、高校サッカーへの気持ちもありなかなか決断できなかったそうですが、父親から「自分が最初に決めた道を貫いたほうがいい」と言葉をかけてもらい、サガン鳥栖へ入団する決意ができたそうです。
サガン鳥栖入団後は、1年生のころから主力としてプレーをします。
1つ上の松岡大起選手、本田風智選手や、同学年の相良竜之介選手らと共に切磋琢磨し、全国大会でも活躍をします。
⇒相良竜之介選手の記事はこちら
2年生のときは、クラブユース選手権でファイナルまで駒を進め、自身も大会4得点と大活躍を果たして飛躍の1年としました。
そして3年生の時には主将に任命されチームを引っ張ることに。
本人曰く、気持ちでチームを引っ張るタイプとのことで、その宣言通りチームをまとめあげ、クラブユース選手権では見事初優勝を果たしました。
また2020年は2種登録としてトップチームに帯同し、ルヴァンカップでJリーグデビューをしました。そして10月には相良竜之介選手と共に2021年のトップチーム昇格が内定し、見事プロ選手としてのキャリアをスタートさせています。
2021年6月にはSC相模原へとレンタル移籍します。
およそ半年間の在籍でJ初ゴールを含む2ゴールをあげました。
2022年1月にはJ2のレノファ山口へのレンタル移籍が発表されました。
成績
2021年
16試合出場2ゴール(J2 SC相模原)
2020年はリーグ戦の出場はなく、ルヴァンカップ1試合の出場のみでした。
2021年もサガン鳥栖としてリーグ戦の出場は無く、ルヴァンカップに4試合出場し、アビスパ福岡戦ではフル出場を果たしています。
そして、SC相模原に移籍しスタメンで初出場したブラウブリッツ秋田戦でJ初ゴールを決めています!
3:15~からご覧ください!
ゴール直後に足をつっています!!(笑)
プレースタイル
本人曰く、気持ちでもっていくプレーが特徴的だとのこと。そう聞くと、同じくサガン鳥栖のビースト林大地選手を思い浮かべますね。
⇒林大地選手の記事はこちら
兒玉選手も、林選手のことを目標にしており、林選手から体の使い方などを教わっているそうです。
さてそんな兒玉選手のプレー映像ですが、プロデビュー後の映像でなかなか良いものがなく、ユース時代のものとなってしまいましたが、今から二年前のクラブユース選手権のプレーです。
2019クラ選U-18 サガン鳥栖U-18 2-0 FC東京U-18
サガン鳥栖U-18 14兒玉 澪王斗(2年 F.CuoreU-15/武岡SC)
鹿児島F.Cuore出身の兒玉がドッピエッタ。鳥栖の見事な攻撃に鮮やかな兒玉のフィニッシュ。鳥栖U15夏冬全国二冠世代に新たな血が加わり成長を見せる。準々決勝はこの世代鎬を削る宿敵清水。 pic.twitter.com/22fe0G17v5
— 岩瀬 (@aoaka_note) July 26, 2019
大事な試合でドッピエッタを決めています。
1点目は、パスがそもそもよかったというのもありますが、ゴール前で落ち着いて切り返してシュートを決めています。
2点目は、ゴールラインを割りそうな位置からスピードで敵を振り切り、あっという間にゴールを決めています。
大事な場面でも冷静になれるところもあり、一瞬のスピードで相手を引きはがすような力もあり、フォワードとしての強みをいかんなく発揮したシーンではないでしょうか。
今後の動向
プロ1年目はJ1サガン鳥栖でなかなか出番を得ることができず、2年目にJ2SC相模原へとレンタル移籍を果たし、3年目にはJ2レノファ山口へとレンタル移籍することになりました。
まだまだ若い選手なのでしばらくレンタルが続いてもおかしくはないですね。
なお、現在(2022年1月時点)の市場価値はおよそ「50万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照