鹿島アントラーズの中で有望な若手と言えば、2021年ベストヤングプレイヤー賞に輝いた荒木遼太郎選手ですね。
そんな荒木選手と同期入団を果たした若手も非常に有望な選手が多いです。
松村優大選手や染野唯月選手などがその筆頭です。
松村選手は2021年はリーグ戦22試合出場しリーグ戦初ゴールも決めていますね。
染野選手はまだリーグ戦ゴールは無いものの、これからの活躍が期待されている注目の選手です。
ということで今回は染野選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:染野唯月(そめのいつき)
生年月日(年齢):2001/9/12(20歳) ※2022年2月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:茨城県
ユースor高体連:高体連(尚志高校)
現所属チーム:鹿島アントラーズ
日本代表歴:U-17~20
Twitter:未確認
Instagram:染野唯月(@0912.itsuki) • Instagram写真と動画
経歴
プロ入り前
茨城県出身の染野選手は、中学時代はつくばの鹿嶋ジュニアユースでプレーしていました。
しかしユースに昇格することはできなかったようです。
ちなみに鹿島のジュニアユースは複数あり、本家とよばれている鹿嶋ジュニアユースとつくばジュニアユース・ノルテジュニアユースあるのですが、つくばでプレーしていたことに対して心に引っかかりがあったようです。
「本家は『アントラーズ』という目で見られていましたが、僕がいた時のつくばはどこか格下のように見られている印象がずっとありました。それに、僕は『ユースへ昇格できなかった選手』なので、絶対に見返したいという気持ちが強かった。だから高校でもっと成長するという覚悟を持てました」
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/839918?page=2
ユース昇格を逃した後、福島県の尚志高校へと進学します。
尚志高校といえば、チェイス・アンリ選手!
中学時代まではボランチでしたが、高校進学後にフォワードにコンバートして才能が開花します。
高校2年生の時出場した全国高校サッカー選手権大会で5得点を挙げ見事得点王に輝きます。
このことがきっかけとなり、一度ユース昇格を見送られていた鹿島アントラーズから再び声をかけてもらい、2020年からの入団が内定しました。
プロ入り後
2020年に入団後、J1開幕第2戦の川崎フロンターレ戦でリーグ戦デビューを果たしました。
またルヴァンカップ第3節清水エスパルス戦ではプロ初ゴールもあげています。
2021年はリーグ戦の出場試合数も減少し、リーグ初ゴールもあげることはできていませんでしたが、2022年の開幕に向けた練習試合のVファーレン・長崎戦では2得点を挙げるなど、上田選手・鈴木選手とのハイレベルなポジション争いが繰り広げられています。
プレースタイル・特徴・動画
- ボールをおさめパスを出せる
- ゴールに向けた組み立てができる
- シュートの巧さ
鹿島アントラーズの強化部からも、裏抜けを得意とする上田綺世選手とのコンビネーションを期待しての獲得とも語っており、将来的にはボールをおさめる染野選手と、裏へ抜け出す上田選手の2トップが躍動するかもしれません。
こちらはプロ初ゴールの映像です。
2020年8月13日に行われたルヴァンカップ第3節清水エスパルス戦で、貴重な同点ゴールを決めています。
ドフリーで決めたゴールではありますが、味方と相手の動きを見て、必然的にドフリーになる位置へと走りこんでいますね。
成績
2020年
12試合出場2アシスト(J1 鹿島アントラーズ)
2021年
9試合出場(J1 鹿島アントラーズ)
J1でのゴールはまだないですが、カップ戦では2020年・2021年と2年連続でゴールをあげており、リーグ戦での初ゴールも時間の問題ではないでしょうか?
今後の動向
才能は確かなものを持っていますが、まだJ1でレギュラーとして活躍したシーズンはありません。
高卒からプロ入り3年目となる2022年は勝負の1年となる可能性は高いですね。
同期の荒木選手がチームのエースとなっていることもあり、本人の意識もかなり高いのではないでしょうか?
なお、現在(2022年2月時点)の市場価値はおよそ「20万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照