Jリーグ

樺山諒乃介選手を過去から徹底解説!!プレースタイル・成績・移籍は?【モンテディオ山形/横浜F・マリノス】


※投稿日は2021年2月26日
ようやく2021年Jリーグ開幕しました!

みなさんおめでとうございます。

多くのサッカーファンのみなさんは、18時のキックオフを今か今かと待ちわび、DAZNを握りしめていたのではないのでしょうか。

私もキックオフの時間を楽しみにしていたのですが、ちょうどその時間はクライアントのおじさん2人とWebでミーティングを行っており、結局試合終了のホイッスルが鳴りやむまでおじさんの声を聴き続けるはめになりました。
※筆者はバチバチのサラリーマンなので、18時なんて普通に仕事をしている時間です。悲しい、、、

さて、そんなみんなが待ちわびた開幕戦ですが、おそらくこの話題でもちきりなのではないでしょうか。

高卒ルーキー樺山諒乃介選手スタメン出場

これは全国のサッカーロリコンたちが涙を流して歓喜したことでしょう。
私もおじミー(おじさんとのミーティング)が終わったあとこの事実を知り、喜びと共に、なぜ私はおじさんと触れ合うことしかできなかったのという悲しさに包まれました。。。

とまあ余談はおいておいて、今回はそんな樺山選手についてまとめております。

wiki風プロフィール

名前:樺山諒乃介(かばやまりゅうのすけ)
生年月日(年齢):2002/9/17(20歳) ※2023年2月時点
ポジション:MF、WG
出身地:大阪
ユースor高体連:高体連(興国高校)
現所属チーム:サガン鳥栖
過去所属チーム:横浜F・マリノス、モンテディオ山形
日本代表歴:U-16、17、18

経歴

中学時代から関西でも有名なプレイヤーで、関西の強豪RIP ACE SCでプレーしていました。
その当時、関西クラブユース選手権関西大会でMVPを獲得するなど、チームの中心選手として活躍していたようです。

その後、Jユースと全国の強豪校から注目される中、「関西のバルサ」こと興国高校へと進学します。

ちなみに、興国高校以外では、青森山田高校流通経済柏などの選手権常連校や、ガンバ大阪セレッソ大阪などの関西強豪Jクラブなどからオファーをもらっていたようです。
そんな中で興国高校を選んだのは、選手権へのあこがれや、実際に興国高校の練習をみて、ここで練習すれば成長しプロになれると思ったからだそうです。

そんな興国高校では1年生の時からレギュラー、2年生からは背番号10を背負い、チームの中心選手となります。

ちなみに興国高校は、樺山選手含め5人もの選手がJリーグ入りを果たしており、高校屈指のタレントを誇っていたチームです。
ここまでの数が一気にプロになるなんて極めて異例ですね。
※GK田川知樹、DF平井駿助、MF南拓都が横浜F・マリノス入り、FW杉浦力斗がツエーゲン金沢入り

また興国高校時代に、スペイン・フランス遠征を行い、そこでエスパニョールやパリサンジェルマンやトゥールーズなどの欧州トップクラブとトレーニングを行い、大きな刺激を受けたようです。
若いうちからそうした刺激を受けてきたことが、大きな成長へとつながったのかもしれません。

興国高校2年生の時点で、横浜F・マリノスへの入団が内定していた樺山選手は、高校3年時の全国高校サッカー選手権大阪予選の準々決勝で大阪桐蔭高校と対戦し、残念ながら1-0で敗戦し、最後の選手権への出場を逃してしまいました。

その後プロへと進み、2021年2月26日のJリーグオープニングマッチ、昨シーズン王者川崎フロンターレとの対戦で、なんと高卒ルーキーながらスタメン出場を果たしました。

得点やアシストこそなりませんんでしたが、王者相手に堂々たるプレーを見せてくれました。
特に前半の38分ごろ、ディフェンダーの間を切り裂くドリブルを見せてくれた瞬間は鳥肌物でした!

今後ともどんどん積極的なプレーをみせてほしいですね!

2021年7月22日にJ2モンテディオ山形へとレンタル移籍することが発表されました。

出場機会を増やすこととともに、ゴールを奪うことで更なる成長を期待したいですね。

2022年は横浜F・マリノスへ復帰したのですが、2023年からはなんとサガン鳥栖へと完全移籍を果たしました。

プレースタイル

樺山選手は、攻撃的な位置はどこでもこなせ、FWとしての決定力もあり、また見方を活かすパスや、状況を打破するドリブルの技術が高いと定評があります。

また、フリーキックでも高い精度のボールをけることができます。

こちら興国高校時代のフリーキックです。
ゴール裏からの映像なので少し見えにくいかもしれないですが、綺麗に壁の上を超え、GKをあざ笑うかのような見事なフリーキックですね!

こちらはU-18代表合宿の映像です。
選手権を沸かした松木玖生選手(青森山田2年生)や鹿島に入団した須藤直輝選手(昌平高校)などの才能あふれるプレーヤーの中にいてもそのスキルの高さは見劣りしません。

こちらは高校時代のプレーです。
2年生の時、興国高校が初めて選手権に出場した際、大阪予選はチームをけん引する活躍を見せたのですが、全国の舞台では輝くことができず、とても悔しい想いをしたのでしょうね。

成績

2021年
5試合出場(J1 横浜F・マリノス)
16試合出場2ゴール2アシスト(J2 モンテディオ山形)

2022年
4試合出場(J1 横浜F・マリノス)

今後の動向

さてJ1の名門横浜F・マリノスに入団した樺山選手ですが、今後どのようなキャリアを歩むのでしょうか。

まずマリノスのトップチームにて定位置をつかむことができれば、それに越したことはありませんが、マリノスの前線には仲川選手水沼選手前田大然選手などの日本代表クラスの選手がごろごろといます。
そのため、すぐにレギュラーというのはそう簡単ではないですね。

ただ、Jリーグの構想として、育成を目的とした「U-21リーグ」の開設を掲げており、マリノスは今シーズン樺山選手含む高卒ルーキー(ユースからの昇格含む)は6名もいることから、U-21リーグのことを踏まえたうえでの補強ではないかと思います。

そのため、樺山選手もトップチームで出場機会がなくとも、ゆくゆくはU-21の主力として地位を築いていく方針でもいいのではと素人ながらに思っております。

また本人は自身の将来について以下のように語っています。

「Jリーグで活躍し、将来はプレミアリーグに移籍するのが夢。それまでに違う国のクラブを経由するとしても、プレミアに行きたい。24年パリ五輪も目標です」

出典:https://www.nikkansports.com/soccer/news/202012220000605.html

海外志向が強く、プレミアリーグを目標としているとのことです。
プレミアで大きく成功した前線の日本人選手はいまだに出てきていないため、ぜひとも樺山選手には期待したいです!

全国のおじさんの期待を背負い、世界へ羽ばたいてほしいものですね。

~追記~

2023年からサガン鳥栖へと完全移籍を果たしました。

やはりマリノスの壁は高かったようです。

若手が躍動するサガン鳥栖で、さらなる成長を遂げてほしいですね!

 

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