欧州リーグ

守田英正選手を過去から徹底解説!!プレースタイル・成績・移籍は?【スポルティング/日本代表】

サッカー日本代表は、ワールドカップアジア最終予選で思わぬ苦戦を強いられています。

固定されたメンバーとフォーメーションではなかなか打開できないといった世論もあり、迎えたホームでのオーストラリア戦。

森保ジャパンは、まさかの4-3-3というフォーメーションで挑み、見事勝利をおさめました。

その中盤で攻守に貢献した選手こそ、守田英正選手です。

ポルトガルリーグでも活躍する守田選手ですが、今後日本代表でも欠かせない選手になること間違いなしです。

というわけで、今回はそんな守田選手についてまとめてみました。

wiki風プロフィール

名前:守田英正(もりたひでまさ)
生年月日(年齢):1995/5/10(26歳) ※2021年11月時点
ポジション:MF
利き足:右足
出身地:大阪
ユースor高体連:高体連(金光大阪)
現所属チーム:スポルティングCP
過去所属チーム:CDサンタ・クララ、川崎フロンターレ
日本代表歴:A代表
Twitter:Hidemasa Morita/守田英正さん (@mrt_510) / Twitter
Instagram:Hidemasa Morita 守田英正 (@mrt_510)のInstagramプロフィール • 写真と動画64件

経歴

プロ入り前

実はテニス一家だった守田選手は、幼少期からテニスをしていたそうです。

しかし、5歳年上の兄の影響で小学生の時からサッカーをはじめ、地元の高槻清水FCというチームでプレーをしていました。

実はガンバ大阪のジュニアユースの試験を受けたそうですが、結果は不合格。

他のクラブチームでのプレーは検討せず、兄もプレーした高槻市立第九中学校に進み、本人曰く最もサッカーに打ち込んだそうです。

そんなサッカーに打ち込んだ日々を通じて、自然とプロを目指すようになったのですが、金光大阪高校で壁にぶつかります。

試合にこそ出場していたものの、高校3年間で全国大会に出場ができず、プロの壁を痛感したそうです。

その後、強豪選手がひしめく流通経済大学へと進学します。しかも、推薦ではなく、セレクションから勝ち上がっての入学。

その後3年生のころから主力に定着し、4年生のときは全日本大学サッカー選手権大会で優勝し大会最優秀選手に選ばれました。

プロ入り後

2017年7月に川崎フロンターレへの内定が発表され、特別指定選手として承認されました。

2018年に正式に入団し、年初のFUJI XEROX SUPER CUPで早速デビューを果たすとそのまま大卒ルーキーとしてボランチの定位置を獲得します。

2年目以降も主力としてチームを引っ張り、3年目にはJリーグベストイレブンに選出されるほどの活躍を見せます。

その後、2021年1月にポルトガルリーグのCDサンタ・クララへの完全移籍が発表されました。

サンタ・クララでは移籍後早々にレギュラーを獲得し、全試合出場を続けるなど、すでに欧州でもその名をとどろかせています。

2021年夏にはトルコの強豪フェネルバフチェへの移籍が噂されましたが、結局サンタ・クララへ残留することになりました。

しかし、2022年夏にポルトガルの超名門スポルティングCPへの完全移籍を果たしました。

スポルティングはかつてクリスチャーノ・ロナウド選手が所属していた名門で、常にポルトガルリーグで優勝争いを繰り広げるチームです。

そのためレギュラー争いは激しいですが、それだけの価値があるチームへの移籍を果たすことができとてもすごいです。

プレースタイル・特徴

高校までは攻撃的なボランチだったそうですが、大学のときに今の守田選手のスタイルが確立したそうです。

そのスタイルとは、ボールを刈り取り、フィニッシュのまえのパスを送るような、攻撃の起点となるプレーです。

自分でも、シュートやラストパスは得意ではないとも言っており、チームを支える縁の下の力持ち的な存在だと言えます。

こちらは2019年のルヴァンカップでの得点シーンです。

ゴール前のぽっかり空いたスペースに走り込み、技ありのミドルを決めています。

技術もさることながら、状況を見極めそこにボールが来ることを予測して動いていることがすごいですね。

こちらは2020年第33節の浦和レッズ戦です。

意外にもこのゴールが守田選手のJ1初ゴールとなりました。

こちらも技ありのミドルですね。

シュートが得意ではないと言っていたのですが、うまいですよね?(笑)

成績

2018年
26試合出場2アシスト(J1 川崎フロンターレ)

2019年
23試合出場2アシスト(J1 川崎フロンターレ)

2020年
32試合出場1ゴール(J1 川崎フロンターレ)

2020-21シーズン
20試合出場2ゴール1アシスト(ポルトガル1部 CDサンタ・クララ)

2021-22シーズン
28試合出場1ゴール1アシスト(ポルトガル1部 CDサンタ・クララ)

日本でもポルトガルでも、常に安定して試合に出場し結果を出しています。

多くの試合に出場し続けるタフさも持ち合わせており、引き続き欧州での活躍とステップアップが期待されます。

今後の動向

2021年夏の時点で、CLやEL出場の常連フェネルバフチェからオファーがあったくらいなので、すでに他の強豪チームからも目をつけられているはずです。

また本人もはやくステップアップしたいと公言していることから、次の冬でも動きがあるかもしれません。

なお、現在(2022年7月時点)の市場価値はおよそ「400万ユーロ」となっております。
transfermarket参照

PSG