今や日本代表の中でも最も替えの効かない選手の一人となった遠藤航選手。
その遠藤選手はJリーグ時代、湘南ベルマーレで現京都サンガFCの監督をつとめる曺貴裁監督のもと大きく成長しました。
先日、そんな曺貴裁監督が京都サンガFCの選手についてこんなコメントをしていました。
「アイツ(川崎)は自分の可能性にまだ気づいていない。湘南時代に教えていた子以上に日本のトップ、世界に羽ばたいて欲しい。夢ではなく、自分の目標にしてもらいたい」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c779240e82beba53d1e801d1579791ceb6bdbc93
なんと間接的に遠藤航選手以上のポテンシャルを評価されています。
その選手とは川﨑颯太選手です。
というわけで、ポテンシャルとか才能という文字に弱い私が今回はこの川﨑選手について調べてみました!
wiki風プロフィール
名前:川﨑颯太(かわさきそうた)
生年月日(年齢):2001/7/30(20歳) ※2021年11月時点
ポジション:MF
利き足:右足
出身地:山梨県
ユースor高体連:ユース(京都サンガFC)
現所属チーム:京都サンガFC
過去所属チーム:ヴァンフォーレ甲府U-15
日本代表歴:U-18、19
経歴
山梨時代
山梨県甲府出身の川﨑選手。
下の名前は颯太(そうた)と言います。
初見で、なんとなく風太くんがよぎったのはわたしだけでしょうか?
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210511/k10013024521000.html
両親がサッカー好きだったらしく、その意向でヴァンフォーレ甲府の試合を年間ほぼ毎試合見に行ってらしく、小学校に上がる前からヴァンフォーレのスクールに通っていました。
その後小学校4年生からヴァンフォーレ甲府ジュニアに入り、年間700試合ほどの試合をこなすなどなかなかハードな生活をしていました。
そんな努力の甲斐もあって、小学6年生のときには全国大会へと出場します。
しかしそこでは松岡大起選手(現清水エスパルス、元サガン鳥栖)率いるソレッソ熊本に敗れるなど悔しい想いをしたそうです。

また川﨑選手の同世代には他にも才能豊かな選手は多く、同じく小学生時代には山本理仁選手(東京ヴェルディ)のことも強く印象に残ったそうです。

その後順調にU-15へと進み、そこでは背番号10を背負うなどチームの中心選手でした。
そのままユースへと進むと思われたのですが、同世代の選手が高いレベルで活躍する中、彼らに追いつくためにはもっともっと高いレベルでプレーしなければいけないと感じ、京都サンガFCのユースへと移籍することになりました。
京都時代
両親の意向もあり、勉学もおろそかにしない環境であれば他のチームに移籍してもよいという話だったので、国学院久我山や藤枝東など他県の高校でプレーすることも候補にあがったようですが、京都サンガのユースチームの試合を見た際にレベルの高さに心を奪われたこと、また京都サンガが提携する立命館宇治高校が勉学においても優秀でったことが決め手となり、はるばる京都へと行くことになりました。
サンガでは福岡慎平選手という良きお手本かつ目標がおり、彼のことを意識しながら切磋琢磨していきます。
順調に成長していき、ユースではキャプテンをまかされ、また2019年8月には2種登録でトップチームを経験します。
その年には日本代表U-18に選出されAFCU-19選手権の予選へと参加しました。
そして2020年からトップチームへと昇格し、2021年はレギュラーとしてプロ初ゴールも記録するなどめきめきと成長を遂げている選手です。
プレースタイル・特徴
中盤の真ん中でプレーし、攻めにも守りにも関与する選手です。
そのため、ドリブル・パス・シュートや守備の際のプレスなどすべてのタスクをこなす必要があり、それらをやってのける万能型の選手と言えます。
原博実さんも大絶賛、8:45~頃からご覧ください。
攻撃に数をかける京都の攻めの中で、最後上がってきた川崎選手が先制ゴールを決めています。
また原さんも言っていましたが、このゴールだけではなくアンカーとして何度もチームのピンチを救うようなプレーをしていました。
まさに遠藤航選手のようなプレーですね。
次はこちら、3:18~からご覧ください。
まだこの段階ではセンターサークルより自陣側にいます。
しかしこの10秒後にはゴールを決めています!
スピードもですが、相手にボールを奪われない強さには目を見張るものがありますね。
成績
2020年
16試合出場(J2 京都サンガFC)
2021年
38試合出場3ゴール2アシスト(J2 京都サンガFC)
※2021年11月19日時点
ルーキーイヤーから徐々に試合にも出始め、2021年はついにレギュラーとしてチームの中心選手になりました。
監督からも絶大な信頼を得ているよで、チームの心臓としてJ1昇格を果たしてほしいです。
今後の動向
まずは来シーズンはJ1で実績をとなるかとおもうので、向こう1年は京都にいるのではないかと思います。
が、それ以降はその結果次第ではないかと思います。
すでに各方面からも注目を集めている川﨑選手なので、J1の他クラブもしくは海外から好条件でのオファーがあってもおかしくはないですね。
また本人はもし海外でプレーするならプレミアでなおかつチェルシーでという発言もしているので、そこを意識した移籍もあり得るかと思います。
ダイレクトにプレミアは難しいので、三笘選手のようにプレミアに移籍してそこからレンタルや、冨安選手のようにベルギーリーグのようなステップアップリーグから地道に目指すといったやり方もあるかもしれませんね。
なお、現在(2021年11月時点)の市場価値はおよそ「40万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照