第100回全国高校サッカー選手権大会は前評判通りに青森山田高校の優勝で幕を閉じましたね。
その中でもかずかずの注目選手がいました。
中には、珍しい経歴の持ち主もいましたね。
その選手というのが東福岡高校の大渕来珠選手です。
なんとセレッソ大阪のユースに所属していながら、そこを辞めて高校サッカーにやってきた異例のキャリアの持ち主なのです。
というわけで今回はそんな大渕選手について、今後の進路含めて追ってみました!
※追記
2023年シーズンよりV・ファーレン長崎に加入することが発表されました!
wiki風プロフィール
名前:大渕来珠(おおぶちらいじゅ)
生年月日(年齢):2003/7/23(18歳) ※2022年1月時点
ポジション:MF
出身地:福岡県
ユースor高体連:ユース、高体連(セレッソ大阪、東福岡)
現所属チーム:東福岡高校
日本代表歴:
経歴
福岡で生まれ育った大渕選手は、小学校3年生からサガン鳥栖のアカデミーでプレーします。
中学2年生まではサガン鳥栖でぷれーしていましたが、中学3年生の時に進路の選択肢を増やすために町クラブのプレジャーSCでプレーすることを選択します。
その時点で東福岡で選手権に出場する夢を抱きますが、最終目標であるJリーガーになることを考え、当時J3のU-23を有していたセレッソ大阪ユースへ進みます。
セレッソ大阪在籍時の2020年にはJ3デビューを果たすなど、チームの主力としてプレーします。
しかし高校3年生に進学する前の2021年3月7日に、どうしても選手権に出たいという想いを抑えられず東福岡高校に編入しました。
プロへの近道と思ってわざわざセレッソ大阪へ入団したにも関わらず、ラスト1年だけでも選手権のために転校するなんてよっぽどの熱意がないとできませんね。
ちなみに清水エスパルスの神谷選手もヴェルディユースを辞めて、高校3年生の時に青森山田高校に入学しています。
東福岡入学後は、入部後直ぐにチームの主力となり、第100回全国高校サッカー選手権にも出場しています。
プレースタイル・特徴
- ドリブル
- 両足の精度
柔らかいタッチを武器に、ドリブルとパスで幾度となくチャンスを創出する選手です。
選手権の福岡県予選準決勝筑陽学園戦では、後半の頭から投入され、コーナーキックから同点弾をアシストし、勝ち越しゴールを左足で決めるなど、本来右利きながら左足でも高い精度のプレーをこなします。
福岡 決勝戦
延前6分 大渕来珠#17東福岡
東福岡 2-1 飯塚 pic.twitter.com/yeEu3kKHxw
— F (@_F_8_9_) November 14, 2021
こちらは 選手権の福岡県予選の決勝戦の映像です。
大渕選手が延長戦で勝ち越しゴールを決めています。
準決勝でも勝ち越しゴールを決めていた中、決勝でもチームを勝利に導く活躍をしています。
ストライカーとしてもってますね。
今後の動向
高校卒業後はプロ入りすることを熱望していると過去のインタビューで話していたことから、やはりプロ思考のようです。
また日本でプロになれない場合は、ドイツに行くことを検討しているとも話していました。
現時点でどのJクラブからも入団のリリースがないことから、残念ながら高卒でのJリーグ入は無さそうです。
そのため、もしかしたら4月からはドイツにいるのかもしれませんね!
※追記
なんと2023年シーズンよりV・ファーレン長崎へ加入することが発表されました!
活躍に期待したいですね!