2021年冬の移籍でまたもや個人昇格を果たす選手があらわれました。
2020年のルーキーイヤーから注目をされていましたが、今年も引き続きの活躍もあり、満を持しての移籍といったところでしょうか。
その選手は、毎熊晟矢選手です。
この冬の移籍でJ2V・ファーレン長崎からJ1セレッソ大阪へと移籍することが決まりました。
今回はそんな毎熊選手についてチェックしていきましょう!
wiki風プロフィール
名前:毎熊晟矢(まいくませいや)
生年月日(年齢):1997/10/16(24歳)※2021年12月時点
ポジション:DF、SB
利き足:右足
出身地:長崎
ユースor高体連:高体連(東福岡高校)
現所属チーム:セレッソ大阪
過去所属チーム:V・ファーレン長崎
経歴
長崎県出身の毎熊選手は小学生時代、黒髪フットボールクラブという長崎県佐世保市のクラブチームでプレーをしていました。
その後、JFCレインボー長崎、FOOTBALL CLUB BRISTOLをへて、高校時代は強豪東福岡高校へと進みます。
東福岡では2015年にインターハイと全国高校サッカー選手権大会を制覇しています。
この時のポジションは今とは違いセンターフォワードで、相手ディフェンダーの前や間を流動的に動くムービングアタッカーとしてレギュラーでプレーしていました。
大学は大阪にある桃山学院大学へと進みます。
理由としては東福岡の憧れの先輩がいたからだと語っていました。
ちなみに大学時代は、U-19大学選抜にも選ばれています。
そして2019年10月16日に地元長崎のV・ファーレン長崎へ加入することが発表されました。
入団1年目からレギュラーとして活躍し、リーグ戦36試合に出場します。
また、この年に監督であった手倉森監督の指導の下サイドバックへ転向を果たします。
元々フォワードだったこともあり、攻撃的なサイドバックとしてチームにアクセントを加えており、前線に上がってはチャンスメイクを果たしたり、時にはボックス内に入ってフォワードのような動きで得点をもたらしたりしています。
2年目となった2021年もレギュラーとして活躍し、シーズン3ゴール10アシストとディフェンダーとは思えぬ成績を残しています。
この活躍もあり、2021年12月にはJ1セレッソ大阪へ移籍することが発表されました。
プレースタイル・特徴
- 攻撃センス抜群
- スピードを活かした守備
まずは元フォワードということもあり、ドリブル・クロス・ボックス内の動きとディフェンダー離れした攻撃センスを兼ね備えており、チームにとって得点という目に見えた恩恵をもたらしてくれる点が大きな特徴です。
また、持ち前のスピードを活かし、対人守備も強度が上がってきており、J1の舞台でその守備もどこまで通用するのか期待してみたいところです。
こちらは大学時代のプレーです。3:24頃からご覧ください。
ペナルティエリア付近でボールを受け、ゴールから45度ほど角度がある位置からゴールっ右上隅に狙いすましたシュートを決めています。
シュートスキルの高さが分かるシーンですね。
#セレッソ大阪 への完全移籍が決まった毎熊晟矢。大学まではFWだったがプロ入り直後からSBに転向。スプリント力とサイドで競り勝つ空中戦、何より負けん気の強さが武器。毎熊がインナーラップしてポケットに侵入する事は得点が生まれる事と同義。大卒2年で74試合6G14A、J2では屈指のSBに成長した。 pic.twitter.com/dLNRbjMURR
— 庶民のどせいさん。’21 (@nkskit) December 23, 2021
こちらはV・ファーレン長崎でのプレーです。
ボールを持っているときの質の高さはもちろんのこと、ボールを持っていないときにスペースを見つけて走りこむ動きが秀逸だと感じます。
こういったプレーができるサイドバックはチームの攻撃に厚みを加えてくれるので、来年のセレッソの攻撃力は格段にあがるのではないでしょうか。
成績
2020年
36試合出場3ゴール4アシスト(J2 V・ファーレン長崎)
2021年
38試合出場3ゴール10アシスト(J2 V・ファーレン長崎)
2021年はリーグ2位となる10アシストを記録し、超攻撃的ディフェンダーとして大活躍を果たしました。
2022年はJ1の舞台でどこまでその力を発揮できるのか注目ですね。
今後の動向
2021年12月にJ2V・ファーレン長崎からJ1セレッソ大阪へ移籍することが発表されました。
毎熊選手からすれば、初めてのJ1の舞台となるので是非ともこのチャンスは活かしたいところかと思います。
個人的には日本代表でも見てみたい選手なので、来年を飛躍の年にしていただきたいですね!
なお、現在(2021年12月時点)の市場価値はおよそ「45万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照