Jリーグ

小川航基選手を過去から徹底解説!!プレースタイル・成績・移籍は?【ジュビロ磐田/横浜FC/日本代表】

2021年の夏

様々な問題を抱え、前代未聞の開催となった東京オリンピック

その中、日本代表はベスト4と躍進しました。

そのチームのエースとして君臨していたのは、久保建英選手でしたね。

ただ久保選手は、東京オリンピック世代の世代別代表チームが発足した時からエースだったわけではありませんでした。

皆さんはかつてこの世代の絶対的エースだった選手のことをご存知でしょうか?

小川航基選手です。

ジュビロ磐田で育ち、2022年からはJ2の横浜FCへと移籍するかもしれないというニュースもあったので、今回はそんな小川選手についてまとめてみました。

wiki風プロフィール

名前:小川航基(おがわこうき)
生年月日(年齢):1997/8/8(24歳)※2021年12月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:神奈川県
ユースor高体連:高体連(桐光学園)
現所属チーム:ジュビロ磐田 ※横浜FC移籍の噂あり
過去所属チーム:水戸ホーリーホック
日本代表歴:U18~23、A代表

経歴

プロ入り前

神奈川県出身の小川選手は、高校まで神奈川県で過ごします。

高校は名門桐光学園へ進学し、1年生と3年生の時には全国高校サッカー選手権大会に出場し、3年生の際は得点王候補として注目を浴び、4得点を挙げ得点ランキング2位となりました。

プロ入り後

2016年より当時J1のジュビロ磐田へと入団を果たします。

プロ1年目はカップ戦のみの出場でしたが、2年目はリーグ戦にも出場しカップ戦ではプロ初ゴールを決めます。

3年目にはリーグ戦初ゴールも決めますが、レギュラー定着とはいかず、4年目の2017年にJ2の水戸ホーリーホックへのレンタル移籍を果たします。

水戸に移籍後は得点能力が向上し、17試合で7ゴールをあげる活躍を見せます。

翌年にはジュビロ磐田へと戻り、32試合9ゴールとキャリアハイの成績を残しました。

ただ、2021年はなかなか出場機会を得ることができず、リーグ戦わずか1得点にとどまってしまいました。

そして、2021年12月に横浜FCが小川選手を獲得するといった報道が出ており、もしかすると2022年は再びJ2の舞台で戦うことになるのかもしれません。

日本代表

高校生のころから世代別日本代表に選ばれ、2016年のリオオリンピックの時にはトレーニングパートナーとしてブラジルに帯同していました。

AFC U-19選手権やU-20ワールドカップにも中心選手として出場し、U-20南アフリカ戦では貴重な同点ゴールも決めています。

しかし同大会で左膝前十字靭帯損傷、外側半月板損傷という大けがを負い全治6か月となりました。

2018年にはトゥーロン国際に出場し、無得点に終わりましたが、UAE遠征では全3試合に出場し、ウズベキスタン戦では2得点をあげる活躍をみせます。

2019年もトゥーロン国際に出場し、メキシコ戦とブラジル戦ではゴールを決めています。

同年にはE-1サッカー選手兼で初めてのA代表にも選ばれ、順調に成長しているかに思われましたが、他の選手の台頭や自身のリーグ戦での不調なども重なり、徐々に代表での居場所がなくなり、最終的に目標としていた東京オリンピック代表にも選ばれませんでした。

結果を残すことができなかったのでしょうがないと思ったんですが、その一方で『なんでそこに自分がいないんだ』っていう思いもありました。現実を受け入れたくない自分と受け入れないといけないと思う自分がいて、もう終わったことなのにすごく葛藤していました。
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/850328?page=3

この時のことを本人はこのように語っており、とても落ち込んだのではないかと思います。

プレースタイル・特徴

  • 高さを活かしたプレー
  • 俊敏な動き
  • 積極的にゴールを狙う姿勢

まず、186㎝という大柄な体格を活かし、打点の高いヘディングを行えることが大きな武器の一つです。

また大柄ではあるものの、ゴール前での俊敏性は高く、相手ディフェンダーを一瞬で振り切る力にも長けています。

また、ゴールをどん欲に狙う姿勢も持っており、1試合平均のシュート数が3.2本(2019年)と数多くのシュートを放っています。

こちらは実際の小川選手のプレーです。

ポイントでもあげたヘディングやゴール前での俊敏性といった彼の特徴がよく出ているプレー動画ですね。

成績

2016年
0試合出場(J1 ジュビロ磐田)

2017年
5試合出場(J1 ジュビロ磐田)

2018年
13試合1出場ゴールアシスト(J1 ジュビロ磐田)

2019年
5試合出場(J1 ジュビロ磐田)
17試合出場7ゴール2アシスト(J2 水戸ホーリーホック)

2020年
32試合出場9ゴール2アシスト(J2 ジュビロ磐田)

2021年
24試合出場1ゴール1アシスト(J2 ジュビロ磐田)

2019年・2020年は何かつかみかけたのかもしれませんが、2021年でまた成績が下降してしまっています。

2022年はレギュラーとしてプレーできる環境で、キャリアハイを目指してほしいですね。

今後の動向

今回横浜FCへの移籍報道がなされましたが、これが本当ならばせっかくJ1に戻ってきたのにまたJ2に逆戻りということになります。

まだまだくすぶるような年齢ではないので、どちらにせよ今シーズンはゴールも増え、J1上位のチームもしくは本人も目指している海外移籍を果たせるように頑張ってほしいですね!

なお、現在(2021年12月時点)の市場価値はおよそ「70万ユーロ」となっております。
transfermarket参照

PSG