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三笘薫選手を過去から徹底解説!!プレースタイル・成績・移籍は?【川崎フロンターレ/ブライトン/日本代表】

【東京オリンピックU-24日本代表選手紹介】

オリンピック世代でも海外移籍をするのが当たり前になってきましたね。

Jリーグサポーターにとっては困りごとかもしれませんが、サッカーファンとしては毎日移籍ニュースに心を躍らせております。

この2021年夏においても、田中碧選手(元川崎フロンターレ)がドイツ2部のデュッセルドルフへ移籍し、伊藤洋輝選手(元ジュビロ磐田)がドイツ1部のシュツットガルトへ移籍し、原大智選手(元NKイストラ1961)がスペイン1部のアラベスへとい移籍しました。

他にも海外移籍が噂される若者は多数いるのですが、その中でもひときわ注目を浴びているのが

三笘薫選手

ですよね。

そんな三笘選手ですが、オランダやベルギーから複数オファーがきていたそうなんですが、その中でプレミアリーグブライトンへの移籍が確実視されるニュースが飛び込んできました。
※2021年7月9日時点

というわけで今回は、東京世代注目の的三笘選手についてまとめてみました。

Wiki風プロフィール

名前:三笘薫(みとまかおる)
生年月日(年齢):1997/5/20(24歳) ※2021年7月時点
ポジション:FW、WG
利き足:右足
出身地:神奈川県
ユースor高体連:ユース(川崎フロンターレ)
現所属チーム:ユニオン・サン=ジロワーズ ※ブライントンからレンタル移籍過去所属チーム:川崎フロンターレ、筑波大学
日本代表歴:U-20~24、A代表
Twitter:三笘 薫さん (@kaoru_mitoma) / Twitter
Instagram:三笘薫(@kaoru.m.0520) • Instagram写真と動画

経歴

プロ入り前

三笘選手は元々川崎フロンターレの下部組織出身で、U-10からユースまで所属していました。

てか、U-10なんてあるんですね。

話は戻りますが、ユースまで順調に進んだ三笘選手はトップチーム昇格を打診されますがなんとそれを断り大学進学を選びます。

これは勝手な予想ですが、1学年上に三好康児選手板倉滉選手がいたのですが、そんな偉大な先輩がトップチーム昇格後試合に出られないのを見て、自身の将来を考えたのかもしれません。

というわけで、筑波大学に進学します。

筑波大学は国立大学であり、勉学の面において優秀ですが、サッカーの面においてもとても優秀です。

全日本大学サッカー選手権大会では2016年に優勝、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでは2015年・2017年共に3位と結果も残しています。

そんな筑波大学でも三笘選手は中心選手としてプレーします。

大学2年生のときは、天皇杯2回戦でベガルタ仙台相手に2得点を奪いチームを勝利に導きます。

また同年に行われたユニバーシアードでは金メダル獲得に貢献し、川崎フロンターレの特別指定選手に選ばれます。

2018年にはトゥーロン国際大会・アジア大会の代表にも選ばれ、あっさりと川崎フロンターレへの加入が決まりました。

2019年もトゥーロン国際大会に出場し、大会準優勝に貢献します。

しかし、このときまではこの世代において三笘選手は絶対的な選手ではなく、トゥーロン国際大会でもグループステージのチリ戦こそは出場して得点を奪ったものの、他は決勝のブラジル戦で途中出場したのみでした。

プロ入り後

そんな三笘選手の流れが変わったのは川崎フロンターレ入団後です。

2020年シーズンは新人ながらシーズン通してチームに帯同し、30試合出場し13ゴール12アシストとルーキーの最多タイゴール記録ならびにルーキー最多アシスト記録をうちたてます。

しかも多くの試合は途中出場となっており、プレイ時間は1600分ほどでした。

この時間でこの結果というのはあまりにも驚異的です。

その成果もあり、2020年のJリーグベストイレブンにも選ばれ、同年柏レイソルのオルンガ選手がいなければMVPをとっていてもおかしくなかったと言われています。

その結果もあり、オリンピック代表に選出後も左WGの主力として定着し、見事オリンピック本大会のメンバーにも選出されました。

同ポジションは、名古屋グランパスの相馬選手や時には久保建英選手もつとめることもある激戦区となっているのですが、リーグで結果を出している三笘選手がオリンピック本選でもレギュラーを務める可能性は非常に高いと思われます。

プレースタイル

何と言ってもドリブルでの突破力ではないでしょうか。

左サイドでボールを持った状態で前を向かせると、ディフェンダーをかわしペナルティエリアまで容易に侵入します。

三笘選手がボールを持つと、なにかやってくれるのではないかと思わせてくれます。
個人的には、マジョルカにいた際の久保建英選手を見ていたときと同じ感覚です。

というわけで、そんな三笘選手のプレーを見てみましょう。

Jリーグ公式が、こんな便利な動画をあげています。

題して「あなたの周囲に三笘薫を紹介する際に使ってください」です。

では、ご自由に使わせていただきます(笑)

どのシーンも素晴らしいです。。

やはり、一瞬で相手を抜き去るスピードと、狭いエリアでボールを受けても相手をかわすことができるテクニックが秀逸です。

0:24~のシーンではキレッキレのダブルダッチで相手をかわし、味方とのワンツーで抜け出してゴールを決めています。

ロナウジーニョばりのキレですよね。

3:48~シーンはゴールこそなりませんでしたが、ゴール前の密集地帯でも相手ディフェンダー2枚をスピードで振り切っています。

成績

2020年シーズンは30試合出場(内11試合先発)13ゴール12アシストという文句なしの成績、2021年シーズンは20試合出場(内13試合先発)8ゴール3アシストと前半戦首位独走のチームをけん引しています。

また、データ分析サイト「Football LAB」によると、2020年はチャンスを創出したドリブルがリーグ1位となっております。
2021年はドリブルこそリーグ3位ですが、その他パス・クロス・シュートなどの攻撃に関する値が軒並みリーグ上位となっており、攻撃のスタッツ総合値ではリーグ1位となっております。

それだけ、攻撃面でチームのチャンスをもたらしているということですね。

移籍

冒頭でも言いましたが、プレミアリーグのブライトンへの移籍が確実視されております。

しかし、今の三笘選手ではイングランドでの労働許可が下りないため、まずは別チームへのレンタルが予定されており、その移籍先がベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへと武者修行することになるようです。

実はこのチームとブライトンは会長が同じで、両チーム間での選手の行き来はチーム戦略上計画的に行われているため、三笘選手もチームの方針にのっとった育成を行われていくことになりそうです。

ベルギーで結果を出せば、労働許可も取得できるため、次のシーズンからはプレミアで活躍する三笘選手のことを観ることができるかもしれませんね。

なお、現在(2021年7月時点)の市場価値はおよそ「180万ユーロ」となっております。
transfermarket参照

PSG