欧州で活躍する日本人選手の数が日に日に増えている今日この頃。
嬉しさを覚える反面
どうにも拭い去れないこの感覚、、、
いつ、リアル若林君(バイエルンミュンヘン)出てくるん?
※若島津くん(ユベントス)でも可
そう、中盤の選手はタレントが豊富な中、世界レベルのゴールキーパーがなかなか出てきてくれません。
ポルトガルの名門ベンフィカに小久保玲央ブライアン選手が所属していますが、他にも世界に出てくるような選手が見たいものです。
というわけで今回は、次世代のS.G.G.Kこと鈴木彩艶選手についてまとめました!
wiki風プロフィール
名前:鈴木彩艶(すずきざいおん)
生年月日(年齢):2002/8/21(20歳) ※2022年9月時点
ポジション:GK
利き足:右足
出身地:埼玉
ユースor高体連:ユース(浦和レッズ)
現所属チーム:浦和レッズ
日本代表歴:U-15~24、A代表
Twitter:鈴木彩艶/Zion Suzuki(@SuzukiZion)さん / Twitter
Instagram:鈴木 彩艶 Zion Suzuki(@zionsuzuki) • Instagram写真と動画
経歴
アメリカ生まれ埼玉県出身の鈴木選手は、ガーナ人の父親譲りの恵まれた身体能力を活かし、兄の影響もありなんと幼稚園のことからサッカーをしていたそうです。
その後小学生からは地元浦和レッズの下部組織でプレー。
小学校4年生の時からGKとして頭角を現し始め、6年生との試合でPKをバンバン止めていたそうです。
その後はあっという間に頭角を現し、下部組織内での活躍にとどまらず、常に世代別日本代表にも飛び級で選出されるようになります。
2019年2月1日には16歳ながらすでにプロ契約を交わしており、若くしてその才能が認められたプレイヤーです。
2021年よりトップチームに登録され、ルヴァンカップでのチームGK最年少出場記録更新を皮切りに、リーグ戦への出場、またルヴァンカップのニューヒーロー賞受賞など、2021年は一時元日本代表西川周作選手からレギュラーポジションを奪う活躍を見せました。
また日本代表としてのキャリアも順風満帆です。
常に世代別日本代表には選ばれていましたが、2021年には最年少の18歳で東京オリンピック代表に選ばれます。
2022年にはAFC U23アジアカップで正ゴールキーパーとして3位に貢献し、ドバイカップでは小久保玲央ブライアン選手と柏レイソルの佐々木雅士選手とローテーションで出場しながら優勝に貢献するなど、常に世代を引っ張る活躍を見せます。
そして極めつけはE1選手権で初のA代表選出を果たします。
2022年9月時点でまだ二十歳という若さでありながら、経歴・経験は素晴らしいものを持っており、これはリアル若林くんの筆頭と言わざるを得ませんね。
余談ですが、、、
幼少期からピアノを習っていたそうで、ピアノの腕前もピカイチだそうです。
プレースタイル・特徴・動画
- 規格外のフィジカル(身長189cm)
- キック力
- 高いセービング能力
ゴールキーパーとして備えておくべき能力を全て兼ね備えたと言っても過言ではない選手です。
特に目を見張るのは、やはり身体能力の高さです。
幼いころはフィールドプレイヤーとして瞬発力を活かし得点を量産していたほど、その能力は突出しており、現在のセービング能力にも反映されています。
こちらは2021年のプレー動画です。
ペナルティエリア外ではありながらも、コースをついた素晴らしいシュートをギリギリのところでセーブしています。
特にベガルタ仙台戦でマルティノス選手が放ったシュートに対するセービングは、スーパーセーブと言わざるを得ないですね。
成績
2021年
6試合出場(J1 浦和レッズ)
2022年
1試合出場(J1 浦和レッズ)
※2022年9月11日時点
今後の動向
トップチーム登録2年目ですが、すでにJ1でのプレー経験があるのは素晴らしいです。
ただし、西川周作選手の壁はやはり高く、2022年はなかなかプレー時間を延ばすことができていません。
そのため、2023年以降はレンタル移籍をする可能性もあるのではないでしょうか。
また、海外メディアからの評価も高く、2021年にはブラジルメディアからも絶賛されています。
そのことを考えると、海外からのアプローチが今後発生する可能性も高く、引き続き動向には注目していきたいですね!
なお、現在(2022年9月時点)の市場価値はおよそ「30万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照