2021年9月時点でJ2第3位と好調を維持しており、開幕当初は首位をひた走るなど今年はJ1昇格も見えてきているアルビレックス新潟。
その好調の要因には、リーグ2位の53得点(9/25時点)という攻撃陣の貢献が大きいです。
その中心には、高木義朗選手や本間至恩選手などがいますが、若手の存在も忘れてはいけません。(本間選手も十分若手ですが)
今回はそんな注目の高卒ルーキー三戸舜介選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:三戸舜介(みとしゅんすけ)
生年月日(年齢):2002年9月28日(18歳)※2021年9月26日時点
ポジション:Mが
利き足:右足
出身地:山口
ユースor高体連:ユース(JFAアカデミー福島)
現所属チーム:アルビレックス新潟
過去所属チーム:
日本代表歴:U-15~18
経歴
山口県出身の三戸選手は、中学校進学と同時にJFAアカデミー福島へと入団します。
加入後は、U-15からU-18へとステップアップし、その過程で世代別日本代表にも選出されており、AFCU-16選手権やU-17ワールドカップなどの国際舞台での経験も豊富に積んでいます。
2020年に実施されたU-18甲信静 FOOTBALL LEAGUE 2020「From Now On」では得点ランキング2位となる4得点をあげるなど、ゴールをあげる能力に秀でていました。
2020年10月からアルビレックス新潟の特別指定選手となってトップチームの練習に参加し、2021年シーズンからアルビレックス新潟の一員としてプレーをしています。
アルビレックス新潟には若くてテクニックに優れた本間至恩選手がおり、三戸選手自身も本間選手とタイプが似ていることを自覚しており、今後目標とし超えていきたい存在だと語っていました。
プレースタイル・特徴
身長163㎝と小柄なプレイヤーです。
技術が高いのはもちろんですが、ピッチを縦横無尽に駆け回り動きで相手をはがすところに彼の特徴が出ています。
U-17日本代表監督の森山監督からも、相手に負けずに走り回る姿を評価されていました。
左サイドを得意としており、すこしポジションは違いますが、同じように小柄ながらも無尽蔵のスタミナでピッチを走る長友佑都選手へのあこがれを抱いているそうです。
まずはこちらから。
これはプロ初ゴールの映像です。5:05頃からご覧ください。
大差がついた試合だったので、相手もだれてきてはいますが、中盤でボールを受けて左足でミドルシュートを決めています。
小柄ながらも力のあるシュートがあるということを見せつけてくれました。
成績
2021年
14試合出場2ゴール1アシスト(J2 アルビレックス新潟)
高卒ルーキーながらすでにリーグ戦15試合も出場し2ゴールをあげています。
先発出場も5試合果たしており、今後その比重も多くなってくるのではないでしょうか。
右サイドでの出場も多く、ロメロ選手とのポジション争いもあるため、熾烈な環境ではありますが、そこを勝ち抜いてほしいところです。
今後の動向
高卒1年目で徐々に存在感を現してきた選手ですが、U-15から継続的に世代別日本代表にも選ばれてきた逸材です。
そのため、このままアルビレックス新潟がJ2にいるようであれば、残念ながらステップアップをしてもおかしくないのかと思います。
ただ、アルビレックス新潟的にはまずは本間選手の移籍が現実的かと思いますので、本間選手がいなくなった場合は、その穴を埋めてチームの大黒柱となることが三戸選手にとっての直近の目標ではないかと思います。
その役目を全うした後には、J1クラブかもしくは海外クラブへの移籍も現実的になるかもしれませんね。
なお、現在(2021年9月時点)の市場価値はおよそ「15万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照