若い才能に敏感な皆さんならば、この方の名前はご存知ですよね。
二田理央選手
サガン鳥栖のユース出身で、2021年6月には高校3年生ながらトップチームデビューを果たした逸材です。
ちなみに二田選手についてまとめた記事もありますので是非ご参考までに!
→こちら
そんな二田選手は、この7月にオーストリア2部のヴァッカー・インスブルックへと移籍をしたことがニュースになりました。
どこ、そこ?
と思った人多かったのではないでしょうか。
しかし、そんなチームにすでに日本人プレイヤーがいたんですよ。
そんな日本人プレイヤーとはどこのどいつだい?
引用:https://news.livedoor.com/article/image_detail/3742600/?img_id=459963
というわけで、そんな日本人プレイヤーの財前淳選手について調べてみました!
wiki風プロフィール
名前:財前淳
生年月日(年齢):1999/6/26(22歳) ※2021年7月時点
ポジション:MF、FW
利き足:両足
出身地:福岡県
ユースor高体連:ユース(京都サンガFC)
現所属チーム:ヴァッカー・インスブルック(オーストリア2部)
過去所属チーム:京都サンガユース
経歴
国内
福岡出身の財前選手ですが、京都サンガFCのユースに所属していました。
そこでは背番号10を背負うなど、チームの中心選手として活躍。
また、ナイキジャパンが高円宮杯U-18プレミアリーグの優秀な選手を集めて、海外遠征をおこなう「NIKE NEXT HERO プロジェクト」にてメンバーに選ばれた経験もあり、世代の中でも実力を認められた存在でした。
しかし、そんな財前選手でも京都サンガのトップチームへの昇格ができませんでした。
プロの壁は高いんですね。。。
海外
そんな財前選手ですが、2018年5月に当時オーストリア1部に所属していたヴァッカー・インスブルックの練習に参加し、そこで監督の目にとまり同年7月に正式にチームの一員となりました。
京都サンガのトップチームに上がれなかったあと単身オーストリアに向かい、土地勘も何もないところで知らないチームの練習に参加して、そこでチームへの加入を勝ち取るなんてメンタルすごいですよね。
2018-19シーズンはU-23チームで過ごし、2019-20シーズン以降はトップチームへと昇格し、中心メンバーとしてプレーしています。
プレースタイル
FWとしてもプレーしていますが、MFとしてもプレーしています。
直近のシーズンでは、左サイドでプレーすることが多かったのですが、右でも安定してプレーできていおり、ポリバレントな選手であることがわかります。
また味方を活かすパスも出せ、試合を決定づけるようなゴールを奪うこともできます。
それも左右の両足です。
正直、なぜ京都は彼をトップチームにあげなかったのかが不思議でしょうがないほどです。
ということでプレーを見てましょう。
財前淳が力強い奪取から13試合振りのゴール!!今季リーグ戦8ゴール目 pic.twitter.com/pAmeuL0Bl3
— yukisanga (@yuukisanga) May 12, 2021
屈強な外国人を相手にしても、まったくフィジカルで引けを取らないですね。
ボール奪取後ののゴールシーンも文句なしです。
財前淳が折り返しに左足で合わせ2試合連続ゴール!!今季リーグ戦9点目 pic.twitter.com/nohVLpvfLQ
— yukisanga (@yuukisanga) May 16, 2021
ちゃんとボールが出るところを把握してスペースに走りこんでいます。
ストライカーとしての嗅覚も大したもんです。
財前淳がグラウンダークロスにヒールで合わせ1部所属ザンクト・ペルテン相手に値千金の先制ゴール!!! pic.twitter.com/azIBP5waSr
— yukisanga (@yuukisanga) February 7, 2020
最後にこちら。
おしゃれゴール!
ワイングラスを傾けながら鑑賞したいゴールです。
成績
FCヴァッカー・インスブルックのトップチーム定着後はレギュラーとして見事な成績を残しています。
2019-20
26試合出場7ゴール4アシスト ※チーム内得点王&アシスト王
2020-21
30試合出場9ゴール7アシスト ※リーグ前半ベストイレブン
正直、オーストリア2部でくすぶっているような素材ではないですね。
今後の動向
具体的な情報は残念ながらありません。
しかし、本人もずっとオーストリア2部にいたいとは思っていないはずです。
まずはチームの1部昇格を目指し、その後5大リーグ等に羽ばたいていくことができるかどうかですね。
なお、現在(2021年7月時点)の市場価値はおよそ「40万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照