板倉選手がシャルケのドイツ1部昇格に大きく貢献し、そのままチーム残留かと思いきや移籍金の問題で残留ができなかったことは記憶に新しいかと思います。
そんなシャルケですが、なんと新たな日本人プレイヤーの獲得を模索しているというニュースが報道されました。
ターゲットは、上月壮一郎選手です!
・・・
はて??
多くの方はそう思ったかもしれません。
それもそのはず。
上月選手は、現在ドイツ5部リーグでプレーしている選手で、多くの人から知られている存在ではありません。
というわけで今回はそんな上月選手について調べてみました!
wiki風プロフィール
名前:上月壮一郎(こうづきそういちろう)
生年月日(年齢):2000/12/22(21歳) ※2022年6月時点
ポジション:MF
利き足:右足
出身地:京都
ユースor高体連:ユース(京都サンガFC)
現所属チーム:1.FCデューレン(ドイツ5部)
過去所属チーム:京都サンガFC
日本代表歴:U-15~20
Twitter:https://twitter.com/souichiro1222?s=20&t=X7Vc72xtS0yUx4YJOgqP7g
Instagram:Soichiro Kozuki /上月壮一郎(@kozuki_soichiro) • Instagram写真と動画
経歴
京都生まれの上月選手は、宇治翔FCから京都サンガFCの下部組織に加入します。
U-15、U-18でプレーし、現在も京都でプレーする福岡慎平選手とは下部組織の時からチームメイトでした。
またユースの時から世代別日本代表にも選出され、AFC U-16選手権やU-17ワールドカップなどの主要な大会の代表に選ばれるなど世代を代表する選手の一人でした。
高校2年生の時には2種登録され、チームとしては久保裕也選手以来となる高校生でのリーグ戦デビューを果たすなどかなり順調なプロ生活のスタートを切っていました。
ところが、トップチームデビュー後、思ったように出場機会を得ることができず、2021年12月7日に生え抜き選手であったが残念なことに契約満了でチームを去ることになりました。
その後しばらく無所属状態が続いていましたが、2022年2月にドイツ5部に属するFCデューレンへの加入が発表されました。
加入1年目に11試合に出場し5ゴール5アシストという目覚ましい活躍を見せ、ドイツ5部とはいえ注目を浴びるようになりました。
その甲斐もあってか、ドイツ1部シャルケ04がU-23の一員として上月選手のことを獲得候補にリストアップしました。
2022年6月時点では、U-23チームの練習に参加し、ドイツ3部に属するリーグ戦にも出場するなど入団に向けてチャンスをつかみつつある状況です。
正式に入団が決まった際は再度記事をアップデートいたします!
プレースタイル・特徴・動画
- フィジカルの強さ
- パス・シュートの精度の高さ
攻撃的なポジションでプレーし、かつては”古都のクリロナ”と呼ばれたほどの逸材です。
ちなみに”古都のネイマール”は奥川雅也選手です。
裏への抜け出しやカットインからのシュートなど攻撃のバリエーションが多いのが特徴です。
U-16日本代表のときの映像です。
クロスに鋭く反応してゴールを奪っています。
きちんと相手の死角から現れて頭で合わせていますね。
前半終了0-1、後半もジリジリする時間が続く。後半15分、交代策を打つサンガ。2枚代えで久乗、山本→上月、栗山投入。そして時間の経過と共に徐々に押し込む時間が増え、後半33分相手ファールで良い位置でFKを得る。福岡→上月同点ゴール! pic.twitter.com/TgfePiwgUc
— グティ レアルマドリー (@guti_rmad) October 12, 2015
こちらはユースの時の映像です。
同期で現在も京都サンガFCでプレーする福岡慎平選手のクロスから頭で合わせてゴールを決めています。
成績
2018年
2試合出場(J2 京都サンガFC)
2019年
3試合出場(J2 京都サンガFC)
2020年
11試合出場(J2 京都サンガFC)
2021年
2試合出場(J2 京都サンガFC)
2021-2022
11試合出場5ゴール5アシスト(ドイツ5部 FCデューレン)
今後の動向
京都サンガFCでは残念ながら才能を発揮することができなかった上月選手ですが、ドイツに渡ってから5部リーグではありますがその才能を示すことができました。
その甲斐もあって、名門シャルケ04の目に留まったわけなので、このチャンスを是非ともつかんでほしいところです。
年齢もまだ若いため、U-23で活躍してトップチームに昇格する姿を見たいものです。