南野選手、冨安選手に続く日本人プレミアリーガーが誕生するかも??
というニュースがありましたね!
スイススーパーリーグのグラスホッパーで活躍する川辺駿選手が、なんとイングランドプレミアリーグのウルバーハンプトンの練習に参加しているとのことです。
・・・
という文章を書いていたら
あっさり移籍が決まりましたね!(笑)
というわけで今回は川辺選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:川辺駿(かわべはやお)
生年月日(年齢):1995/9/8(26歳) ※2022年1月時点
ポジション:MF(ボランチ)
利き足:右足
出身地:広島県
ユースor高体連:ユース(サンフレッチェ広島)
現所属チーム:グラスホッパー(スイス1部)
過去所属チーム:サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田
日本代表歴:U-16〜22、A代表
経歴
プロ入り前
広島で生まれ育った川辺選手は、地元の強豪クラブ広島高陽FCでプレーしていました。
その後2008年からサンフレッチェ広島ジュニアユースに入り、そのころからすでにボランチとしてプレーしており、チームは全日本クラブユースサッカー選手権で3位になるなど強豪チームを引っ張る選手でした。
その後順当にユースに昇格し、高校1年生の時からレギュラーでプレーしていました。
高円宮杯2連覇に貢献するなど、チームの歴史的な瞬間にも貢献しています。
そして2013年には、高校3年生にして2種登録され、同年3月にはユース所属選手にも関わらずプロ契約を結びます。
2014年には順当にトップチームに昇格しました。
プロ入り後
プロ1年目の2014年はリーグ戦への出場はほとんどありませんでしたが、U-18日本代表に選ばれ、AFC U-19選手権に出場しています。
2015年からはジュビロ磐田にレンタル移籍し、そこで一気に才能が開花します。
前半こそ途中出場が多かったものの、後半からはレギュラーに定着しチームのJ1昇格に貢献します。
J1昇格後もチームの中心選手としてプレーし、2017年に移籍してきた中村俊輔選手からもその力を絶賛され、A代表でも通用すると太鼓判を押されていたそうです。
またジュビロではボランチだけではなくトップ下やシャドーもこなし、この時に攻撃センスが磨かれました。
2018年にはサンフレッチェ広島に復帰しますが同年は思ったポジションでプレーできず苦戦しますが、2019年からは本職のボランチで全試合出場を果たし、2020年も同様にリーグ戦全試合出場を果たすなど、一気に広島での地位を固めました。
そして2021年7月にスイスの名門グラスホッパーへの完全移籍を果たします。
その後、約半年間ではありましたが、持ち前の攻撃センスを発揮しレギュラーに定着し、なんと2022年1月にプレミアリーグのウルバーハンプトンへの移籍が発表されました。
ちなみにウルバーハンプトンとグラスホッパーはオーナーが同じで、選手の行き来が頻繁に行われているそうです。
しかしそうはいっても、グラスホッパーの中でも優秀な選手しかウルブスには行けるはずがないため、川辺選手はかなり高評価だったのではないでしょうか?
プレースタイル・特徴
- ボランチ離れした積極性
- シュート精度の高さ
前線でのプレー経験もあり、攻撃センスは高く、得点力のある選手です。
スイススーパーリーグでも16試合で4得点を奪うなどその攻撃力をいかんなく発揮しています。
どこからともなく前線に駆け上がり、ミドルからどぎついシュートを決めている姿を見ると、プレミアでもやってくれんじゃないかと思いますね。
こちらはJリーグ時代の映像です。
えぐいゴールも決めていますが、ボランチとしてしっかりと体をはった守備もできており、攻守両面で高いレベルにあることが分かります。
成績
2013年
3試合出場(J1 サンフレッチェ広島)
2014年
1試合出場(J1 サンフレッチェ広島)
2015年
33試合出場3ゴール4アシスト(J2 ジュビロ磐田)
2016年
26試合出場2ゴール1アシスト(J1 ジュビロ磐田)
2017年
32試合出場4ゴール5アシスト(J1 ジュビロ磐田)
2018年
33試合出場3アシスト(J1 サンフレッチェ広島)
2019年
34試合出場3ゴール4アシスト(J1 サンフレッチェ広島)
2020年
34試合出場3ゴール4アシスト(J1 サンフレッチェ広島)
2021年
20試合出場3ゴール1アシスト(J1 サンフレッチェ広島)
2021-22
16試合出場4ゴール2アシスト(スイス1部 グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ)
今後の動向
2022年1月にイングランドプレミアリーグのウルバーハンプトンへの完全移籍が発表されましたが、向こう半年はグラスホッパーへレンタルという形でチームに残るようです。
そのためプレミアでその雄姿を観れるのは2022年の夏からということになります。
現在ウルバーハンプトンはボランチが手薄で、その中でも攻撃に厚みをもたらすことができる選手はあまりいないことから、すぐにでも活躍できる土壌は整っているように思えます。
早く夏が来てチームにフィットできると良いですね!
なお、現在(2022年1月時点)の市場価値はおよそ「120万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照