元々Jリーグのユースにいて、そこから大学経由でそのクラブに舞い戻ってくるパターンはとても多いです。
大学を経由する理由は、シンプルに実力をつけるためといったものや、ユースからトップへ昇格してもよいが、したところで出番がないので一旦大学へ行きプレー時間を確保した後に復帰させるといった戦略的なものまで様々です。
そんな大学経由選手として有名なのは、三笘薫選手ですよね。
他にも柏レイソルの森海渡選手などが注目されています。
というわけで今回は、大卒カムバック選手である柏レイソルの加藤匠人選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:加藤匠人(かとうたくと)
生年月日(年齢):1999/5/9(23歳) ※2022年8月時点
ポジション:MF
利き足:右足
出身地:埼玉県
ユースor高体連:ユース(柏レイソル)
現所属チーム:柏レイソル
過去所属チーム:筑波大学
Twitter:https://twitter.com/takuto59k
経歴
埼玉県出身の加藤選手は、U-12から柏レイソルの下部組織でプレーしていました。
その後、U-15・U-18と順調にステップアップし、高校卒業後は名門筑波大学へと進学します。
筑波大学と言えば、指導者としても活躍する風間八宏さんや長谷川健太さん、元日本代表の井原正巳さん・藤田俊哉さんなど顔ぶれがかなり豪華です。
そんな筑波大学蹴球部でレギュラーとして活躍し、2021年6月に翌年からの柏レイソル入団と特別指定選手への登録が発表されました。
そして2022年5月14日のガンバ大阪戦で、念願のJ1デビューを果たします。
そのピッチには、U-18出身者で1学年上の古賀太陽選手・1学年下の森海渡選手、2学年下の細谷真大選手などアカデミー出身の同世代選手が多くたっており、レイソルの育成力のすばらしさを感じられました。
プレースタイル・特徴・動画
- 攻撃と守備のバランサー
- 長短を織り交ぜたパスの配球
- ボール奪取能力
中盤のバランサーとして試合をコントロールし、周りとの連携を深めながら自身も活かされていくタイプの選手です。
また、一般受験で筑波大学に合格していることから、頭もよいことが分かります。
筑波大学時代のブログも拝見しましたが、知性と熱を感じました!
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天皇杯予選決勝での
加藤匠人の決勝ゴールをPLAY BACK🔙
\何度見ても熱くなるシーンです🔥
良いイメージを持って、明日の試合にも挑みたいと思います!💪✔️NEXT MATCH
🏆関東リーグ 第9節
🕒9/5(土) 15:00
🆚駒澤大学
🎥ジェイネットTVにてライブ配信明日もご声援をよろしくお願いします! pic.twitter.com/nW5w515oj6
— 筑波大学蹴球部【前垢@Tsukuba_shukyuに移行】 (@Tsukuba_soccer) September 4, 2020
こちらは筑波大学時代天皇杯予選で奪った決勝ゴールです。
味方後の連携でうまくゴール前へ抜け出し、綺麗にゴールを決めていますね。
成績
2022年
5試合出場(J1 柏レイソル)
※2022年8月11日時点
今後の動向
ようやくプロとしてスタートしこれからというところですが、大卒1年目の選手とはいえ、周りを見るとすでに活躍を見せている同期や年下の選手は多くいます。
加藤選手も1年目からハイペースで試合にからみ、早くレギュラー奪取をはたしてほしいですね。
なお、現在(2022年8月時点)の市場価値はおよそ「5万ユーロ」となっております。