この夏(2021年夏)、ひと際有望な若手がレンタル移籍をしているような気がしている今日この頃。
(多分毎年そう思う・・・)
また一人有望な若者が修行に出かけていきました。
それは・・・
引用:https://www.kdashstage.jp/profile/archives/23
?「武田鉄矢と中田英寿を合体して、スーパー鉄矢を作ります!」
?「えぇえ~!?なんだって!?!?」
?「合体!」
・・・
武田英寿ができました~
引用:https://soccer.sports.smt.docomo.ne.jp/jleague/player/1629404.html
ダメじゃない!!
というわけで今回は武田英寿選手について!チェケラ!!
wiki風プロフィール
名前:武田英寿(たけだひでとし)
生年月日(年齢):2001/9/15(20歳) ※2022年6月時点
ポジション:MF、FW
利き足:左足
出身地:宮城県
ユースor高体連:高体連(青森山田)
現所属チーム:大宮アルディージャ ※浦和レッズよりレンタル移籍中
過去所属チーム:FC琉球、浦和レッズ
日本代表歴:U-18~20
経歴
プロ入り前
武田選手は宮城県仙台市出身のサッカー選手です。
4歳のころから地元仙台のソニー仙台のスクールに通い始め、小学校3年生からはこれまた地元仙台を本拠地とするベガルタ仙台の下部組織に所属していました。
その後ベガルタのジュニアユースへと進むかと思いきや、青森山田中学へと進学します。
これは、ベガルタのプレースタイルがパスをつないでいくもので、武田選手自身ドリブルで仕掛けていきたいと思っていた中でチームと個人の感覚がずれていたことからベガルタを離れる決心をしたそうです。
青森山田へ進学後は中学2年のときと3年のときに全国優勝を達成し、そのまま青森山田高校へと進学。
高校でも中心選手として活躍し、高校2年の時には選手権優勝を達成します。
3年生の時には背番号10を背負い名実ともに高校サッカー界のトップに君臨していました。
ちなみに青森山田の背番号10を背負う後輩松木玖生選手の記事はこちら!
プロ入り後
そんなプロ注目の武田選手は、高校卒業後浦和レッズへと入団します。
ちなみに浦和はなかなか高体連出身のルーキーは取らないことで有名で、武田選手は実に4年ぶりとのことでした。
武田選手はレッズを選んだ理由をこのように語っています。
僕の中でレッズは真っ先に声をかけてくれたし、熱意もすごかった。心から自分を必要としてくれていることがわかった。『もっと確実に出られるチームの方がいいんじゃないか』という声がありましたが、僕は他のチームは一切考えずに腹を括っていました。自分の将来像を考えたら、より高いステージに行きたいですし、A代表で、世界で活躍をしたい。18歳の段階で厳しい競争がある、リスクがある環境に飛び込んで揉まれたいと思った。
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/842567?page=2
より自分を厳しい環境へ追い込み成長を果たしたいという強い想いがあったようですね。
その後プロ1年目からリーグ戦デビューを果たし、2年目も少しずつ試合には出ていましたが、4月の徳島戦で左足首を負傷してしまうなど主力への定着には至っていませんでした。
そんな中、2021年シーズン途中よりJ2FC琉球への期限付き移籍を果たします。
移籍に際してのコメントでこのように語っています。
素晴らしい環境の中で、プロサッカー選手として様々なことを学ぶことができましたが、プレー面でまだまだ足らないと感じていました。
引用:https://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/%e6%ad%a6%e7%94%b0%e8%8b%b1%e5%af%bf%e9%81%b8%e6%89%8b-fc%e7%90%89%e7%90%83%e3%81%b8%e8%82%b2%e6%88%90%e5%9e%8b%e6%9c%9f%e9%99%90%e4%bb%98%e3%81%8d%e7%a7%bb%e7%b1%8d%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5/
現状に満足せず向上心をむき出しにしているところが伝わります。
そして2022年はJ2大宮アルディージャへレンタル移籍することになりました。
プレースタイル・特徴
左足の精度を武器に卓越した技術と得点力も兼ね備えた万能型攻撃的MFです。
主に右サイドでプレーをしています。
また、高い位置だけではなくボランチもできるユーティリティ性も兼ね備えています。
では実際のプレーを見てみましょう。
1:48~からご覧ください。
移籍したFC琉球での初戦でフリーキックのキッカーをつとめ、見事同点ゴールを奪っています。
その正確なキックもさることながら、19歳の若者が移籍したチームの初戦でフリーキックから直接ゴールを奪うというその精神力にはたまげますね。
武田英寿のシュート
惜しかったな〜
慎三に出したパスも良かった!!素晴らしいリーグ戦デビュー
だったと思う!! pic.twitter.com/jiEj0XOasj— エメ達 (@emetatsuya) December 12, 2020
こちらはリーグデビュー戦です。
興梠選手の落としを受けてドリブルし惜しいシュートを放っています。
実に惜しい!
成績
2020年
3試合出場0ゴール(J1 浦和レッズ)
2021年
8試合出場0ゴール(J1 浦和レッズ)
15試合出場2ゴール(J2 FC琉球)
プロ2年目にしてプロ初ゴールを決めましたね!
これで波に乗ってほしいです!
今後の動向
2021年はFC琉球でプレーし、2022年は大宮アルディージャへとレンタル移籍しプレー時間を確保しています。
そこからJ1浦和へとレンタルバックすることが当面の目標になるかと思います。
ただ、ここ数年浦和からレンタル移籍を果たした選手がレンタルバックして主力に定着していないのが少し気がかりです。
ブレークを果たしたオナイウ阿道選手さえも横浜Fマリノスへと移籍したことを考えると、相当なインパクトが必要かと思います。
レッズはスター選手も多いため、厳しい戦いが予想されますが勝ち切ってほしいですね!
なお、現在(2022年6月時点)の市場価値はおよそ「25万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照