2021年のJリーグも様々なドラマがありましたね。
王者川崎フロンターレの連覇、昇格組アビスパ福岡クラブ史上初1桁順位フィニッシュ、サガン鳥栖の開幕無失点記録、テゲバジャーロ宮崎の躍進…(九州多め…)
成功を収めるクラブがある一方で、残念ながら降格したチームもあります。
降格した際に待ち受けているのは、主力選手の流出です。。。
てことで今回は、残念ながらJ2降格が決定したベガルタ仙台の西村拓真選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:西村拓真(にしむらたくま)
生年月日(年齢):1996/10/22(25歳) ※2021年12月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:名古屋
ユースor高体連:高体連(富山第一高校)
現所属チーム:ベガルタ仙台
過去所属チーム:CSKAモスクワ、ポルティモネンセ
経歴
プロ入り前
4歳の頃からサッカーを始め、中学時代には愛知県選抜にも選ばれるほどの実力の持ち主でした。
高校は富山の強豪富山第一高校へと進学します。
当時の富山第一高校は、プレミアリーグに所属していたこともあって、進学を決めたそうです。
第92回全国高校サッカー選手権では富山県勢初の優勝に貢献し、大会優秀選手にも選ばれました。
その活躍もあって、ベガルタ仙台から練習参加のオファーをもらい、2014年12月にベガルタ仙台への入団が内定しました。
ちなみに、元々は大学からオファーをもらっており進学する予定だったのですが、なんと小論文と面接で落ちてしまったそうです。
※学力的にも名門大学と言っていたので、早稲田や筑波ですかね?
プロ入り後
2015年に入団後、1年目は出番を得ることができませんでしたが、2年目から徐々に出場機会を得て、3年目にはルヴァンカップニューヒーロー賞を受賞するまでに成長します。
そして4年目にはリーグ戦2桁得点を記録し、2018年8月には日本人にも馴染みのあるロシアの強豪CSKAモスクワへと完全移籍を果たしました。
CSKA移籍後はなかなか出番を得ることができませんでしたが、2019年3月9日のFCルビン・カザン戦でリーグ戦初ゴールをあげます。
またCLにも出場し、レアル・マドリード戦のピッチにも立っています。
しかしビッグクラブの壁は高く、CSKAモスクワでの出場機会が少なかったことをうけ、ポルトガル1部のポルティモネンセへとレンタル移籍をします。
ただ、新型コロナウイルスの影響もあり、西村選手本人が日本への帰国を希望し、2020年3月に古巣ベガルタ仙台へレンタル移籍で復帰を果たし、2021年2月に完全移籍することになりました。
プレースタイル・特徴
ポジションはセンターフォワードで、裏への抜け出しや予備動作の無いシュートの強さが特徴です。
また、ウイングでの出場もあり、前線であればどこでも出場可能なところも大きなポイントです。
成績
2015年
14試合出場1ゴール1アシスト(J3 Jリーグ選抜)
2016年
12試合出場1ゴール(J1 ベガルタ仙台)
2017年
28試合出場2ゴール5アシスト(J1 ベガルタ仙台)
2018年
24試合出場11ゴール(J1 ベガルタ仙台)
2018-19
12試合出場2ゴール(ロシア1部 CSKAモスクワ)
2019-20
5試合出場(ロシア1部 CSKAモスクワ)
2試合出場(ポルトガル1部 ポルティモネンセ)
2020年
20試合出場3ゴール(J1 ベガルタ仙台)
2021年
32試合出場6ゴール2アシスト(J1 ベガルタ仙台)
今後の動向
一度海外移籍を経験していることもありますが、年齢を考えても次海外移籍を果たすとしたら、そう遠くはないのではと思います。
それこそ、所属するベガルタ仙台がJ2に降格することもあるので、このタイミングは可能性としてはゼロではないかと思います。
ただ、すでに国内から名古屋グランパスや横浜F・マリノスなどの強豪クラブが獲得に乗り出しているというニュースも出ていることから、国内移籍の可能性の方が高そうです。
なお、現在(2021年12月時点)の市場価値はおよそ「70万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照