一難去ってまた一難
【読み】 いちなんさってまたいちなん
【意味】一つの災難を逃れてほっとしている暇もなく、新たに別の災難が降りかかる
こと。また、次々と災難に見舞われて困惑すること。
引用:http://kotowaza-allguide.com/i/ichinansattemataichinan.html
みなさんは当然この日本語はご存知ですよね?
何かピンチを迎えた後、なんとか切り抜けたものの、またもピンチがやってくるというやつ。
オリンピックグループリーグで言うと、メキシコ戦が終わった後にフランス戦がやってくるみたいな・・・
プロ野球で言うと「え、昨日先発桑田だったのに今日槇原なの!?」みたいな・・・(古い)
ドラゴンボールで言うと、「え、ドドリアですらこんな強かったのに、ギニュー特戦隊まで来るの!?」みたいな・・・(うろ覚え)
サッカー界にもそんな一難去ってまた一難が起きようとしています。
そうです。
一難(三笘薫選手)去ってまた一難(宮城天選手)です。
※川崎フロンターレ以外のチームからしたらという意味
というわけで、三笘選手が去ってほっと胸をなでおろしていていた川崎サポ以外のサポのみなさん。
次がきましたよ!
今回はそんな新たなる才能宮城天選手についてまとめてみました!
wiki風プロフィール
名前:宮城天(みやぎてん)
生年月日(年齢):2001/6/2(20歳) ※2021年8月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:神奈川
ユースor高体連:ユース(川崎フロンターレ)
現所属チーム:川崎フロンターレ
過去所属チーム:カターレ富山(川崎フロンターレからレンタル移籍)
日本代表歴:U-16、17
経歴
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/2986ca1b0a9ea4f2ee374ca4981e05d9d471932e
プロ入り前
ミャンマー人の父と日本人の母の間に生まれた宮城選手は川崎で生まれ育ち、小学生の頃から川崎フロンターレのアカデミーでプレーをしていました。
ちなみに”天”という名前の由来は、頂点やてっぺんを取るという意味が込められているようです!
その後は中学高校と川崎のジュニアユース・ユースでプレー。
ユースの頃はFWをつとめつおり、めちゃくちゃ点をとっていたみたいです!
また高校3年生の8月には2種登録もされました。
小さな頃から川崎フロンターレで育ち、そして高校卒業後はトップチームへの昇格を果たすなど順風満帆なサッカー人生を送っていました。
プロ入り後
プロ入り1年目はJ3のカターレ富山へとレンタル移籍をします。
トップチーム昇格1年目のレンタル移籍はチームの期待の表れかも知れません。
カターレ富山では怪我の影響もありましたが、8試合に先発出場(途中出場12試合)し3ゴールをあげる活躍を見せました。
FWでの出場より、サイドハーフやウイングでの出場がメインだったこともありドリブルに磨きがかかったのではないでしょうか。
1年間の武者修行を終え、2021年シーズンより川崎フロンターレへの復帰が発表されました。
前半戦は三笘選手や長谷川選手など強力なアタッカーがいたことでリーグ戦での出番はなかなかまわってきませんでしたが、7月11日に行われたACL北京FC 戦では初出場ながら1G1Aの大活躍。
そんな活躍もありつつ、またこの夏三笘選手が海外移籍したことで、今後のリーグ戦の出番増加が予想されます。
プレースタイル・特徴
U-18時代から得点につなげる能力全般と判断力の高さが光っていましたが、カターレ富山での武者修行を経てドリブルでの突破やパスにも磨きがかかったと言われています。
つまり、攻撃的なポジションで光るプレイヤーということですね。
では実際のプレーを見てみましょう。
こちらはACLでのデビュー戦です。
0:10~:右サイドでボールを受けて中にいる知念選手へ冷静にパスを出しています。(ほぼアシスト)
1:30~:右サイドでボールを受けてペナルティエリアへと侵入し、最後は中の状況をしっかりと確認して小塚選手のゴールをアシストしています。
2:25~:ペナルティエリア内で待機し、最後は遠野選手からのパスを冷静に決めてACL初ゴールをゲット。
こちらは高校生の時の映像です。
神奈川県トレセンU-16でのプレーなので、チームメートに当時横浜FCユースに所属していた斉藤光毅選手がおり、なんと斉藤選手からのアシストを受けてのゴールシーンです。
ディフェンスの裏を抜けてのゴールはストライカーの動きですね。
斉藤選手もあれだけの数の選手を引き付けておきながらいいパスだしますね(笑)
成績
2020年
20試合出場3ゴール(J3 カターレ富山)
2021年はJ1川崎にてリーグ戦デビューも果たしていますが、まだJ1初ゴールはあげていません。
しかし、ACLではすでにゴールもあげており、リーグ戦でのゴールも時間の問題かもしれませんね!
今後の動向
こちらの動画でも本人が語っていましたが、インタビュー時(トップ昇格前)の4年後に海外へという目標を語っています。
そのためにはまずは川崎フロンターレで活躍することが大事だとも語っていますね。
現在のフロンターレでレギュラーをつかみとることは非常に難しいことだとおもうので、そこを突破できれば必然的に世界への扉も開けてくるかと思います。
なお、現在(2021年8月時点)の市場価値はおよそ「17.5万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照