欧州リーグ

鈴木輪太朗イブラヒーム選手を過去から徹底解説!!プレースタイル・成績・移籍は?【バレンシア/徳島ヴォルティス】

2021年夏の移籍ウインドウがしまろうとしている中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

え、冨安がアーセナル?

岡崎がスペイン2部?

いやいや…

イブラヒームがバレンシアでしょうが!

というわけで、暑さも残る8月の終わりに飛び込んできた若者のバレンシア移籍のニュースの主役、鈴木輪太朗イブラヒーム選手について調べました!

wiki風プロフィール

名前:鈴木輪太朗イブラヒーム(すずきわでぃいぶらひーむ)
生年月日(年齢):2003/1/31(19歳) ※2022年7月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:神奈川
ユースor高体連:高体連(日大藤沢)
現所属チーム:バレンシアCF ※徳島ヴォルティスよりレンタル移籍中
過去所属チーム:徳島ヴォルティス
日本代表歴:U-16、18

経歴

プロ入り前

ガーナ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、192cmという恵まれた体格を武器にFWとして活躍する鈴木選手は、横浜FCのジュニアユースに所属していました。

高校は名門日大藤沢へと進み、2年生の時には全国高等学校サッカー選手権大会に出場します。

また3年生の時の選手権の神奈川県予選では怪我をしていた中、なんとかライバル桐光との試合に出場し、一時は逆転となるゴールを奪うなど勝負強さも発揮しました。

この時の怪我の影響もあり、なかなか満足なアピールをすることができませんでしたが、徳島ヴォルティスだけは鈴木選手のことを待っており、鈴木選手自身も徳島ヴォルティスの練習参加の際は「逃すわけにはいかない」と必死になったそうです。

プロ入り後

練習参加をへて、見事徳島ヴォルティスへと入団をはたします。

元々は大学進学を考えていたこともあり、本人も驚く結果となりました。

コロナの影響もあり、満足にアピールできなかった鈴木選手ですが、大学進学の想いを断ち切りプロ入りを目指すとなった段階から、高校の監督とプレー集を作成し売り込むなどし、それが徳島ヴォルティスの目に留まったそうです。

そんな努力の甲斐もありJリーガーとなった鈴木選手ですが、入団後は自分はチームで一番下手だと思い知らされるほどプロのレベルの高さに驚いたそうです。

その後3月3日のルヴァンカップFC東京戦でプロデビューを果たします。

しかしその後はリーグ戦含めなかなか出番が無い期間を過ごしていたのですが、なんと2021年8月31日にスペインの強豪バレンシアCFへのレンタル移籍が発表されました。

2021-2022シーズンは、スペイン5部相当のリーグに所属するバレンシアの下部組織(バレンシアCFメスタージャ)でプレーしておりましたが、レンタル期間終了となり退団することになりました。

しかし、下位リーグのチームから移籍の話が来ているようで、2022-2023シーズンもスペインに残るようです。

プレースタイル・特徴

192㎝という圧倒的な体格を活かしたプレーが目につきますが、足元の技術も高く、また50m6秒の俊足を武器にした裏への抜け出しも彼の魅力の一つです。

こちらは16歳のときのトレセンの映像です。

もうどこにいるとか言わなくてもすぐにわかります(笑)

この年代にいると大人と子供くらいちがいますね。

1点目は圧倒的な高さを武器に楽々ゴールを奪っています。

こちらは選手権予選で奪ったゴールです。

キレイなゴールではありませんが、FWとして決めきるところはさすがです。

成績

2021年にプロ入りしてJリーグには出場しておらず、ルヴァンカップの1試合のみとなっています。

まだJリーグで実績を残していない中での欧州移籍となったため、どれだけやれるのかは未知数ですが、持ち前の身体能力を武器に活躍してくれることを願いましょう。

今後の動向

2021-2022はスペイン5部相当で下部組織であるフベニールA(U-19)でプレーしており、空中戦の強さは見せることができました。

ただ、FWとしての得点力(11試合出場3ゴール)が足りず、バレンシアを納得させることができませんでした。

2022-2023シーズンは、6部以下のチームから興味を持たれているようで、このままスペインで研鑽を積むようです。

なお、現在(2022年7月時点)の市場価値はおよそ「5万ユーロ」となっております。
transfermarket参照

PSG