2024年のパリオリンピックに向けて、U-21日本代表のメンバーが2022年3月に発表されました。
U-23ドバイカップに向け、主にJリーグで主力として活躍している選手がたくさん選出されていました。
そんな中、1人見慣れない名前の選手が…
それこそが今回のターゲット、内野貴史選手です!
内野選手は、田中碧選手やアベルカンプ選手が所属するドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフでトップチームデビューを果たした選手です。
はっきり言って、急に出てきたな!?という感じに思ってる人も多いかもですね。
てことで以下ご覧下さい!
wiki風プロフィール
名前:内野貴史(うちのたかし)
生年月日(年齢):2001/3/7(21歳) ※2022年3月時点
ポジション:DF(右SB、左SB)
利き足:両足
出身地:千葉県
ユースor高体連:ユース(ジェフユナイテッド市原・千葉)
現所属チーム:フォルトゥナ・デュッセルドルフ
日本代表歴:U-21
Twitter:確認中
Instagram:確認中
経歴
千葉県出身の内野選手は、元々柏レイソルのU-12でプレーをしていました。
そして、U-15からはジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織でプレーをにています。
そして高校卒業を機に、なんと単身ドイツへと渡ります。
ドイツではまず現在5部のデューレンというクラブの下部組織に所属します。
その後4部のアレマニア・アーヘンでプレーし、4部リーグと言えどもレギュラーとして活躍します。
その活躍もあり、現在所属するドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへと移籍を果たします。
ここでは4部リーグに所属するBチームでプレーし、レギュラーとして活躍をしていました。
そんな中、彼は強運を発揮します。
なんとトップチームにて、新型コロナウィルス集団感染が発生し、14名もの陽性者が出てしまったのです。
それによるメンバー補充で急遽トップチームデビューをすることになりました。
引用:https://news.nifty.com/article/sports/soccer/12289-1539199/photo/
彼の強運はこれだけではなく、このデビューをキッカケになんと世代別日本代表にも初選出をされました。
2022年3月23日にドバイで行われたU-23ドバイカップにて、U-23クロアチア代表との試合で見事日本代表デビューも果たしており、今後のパリ五輪世代の中でも注目される存在となっています。
プレースタイル・特徴・動画
- 戦う姿勢を示せる
技術的なポイントではなくてすみません(笑)
戦う姿勢、、、なんだか森保監督が好きそうな言葉ですね。
ドイツでもまれてきただけあって、気持ちを前面に押し出し、自分と周りを鼓舞するようなプレーが内野選手の特徴です。
また、U-21日本代表として戦ったU-23クロアチア代表との試合でも、後半から試合に出場し、積極的にチームメイトへ声をかけて、戦う姿勢を出すように促したそうです。
では実勢のプレーを見てみましょう。
こちらはドイツ2部でのデビュー戦の映像です。
ハイライトではあまり映っていませんが、7:17から内野選手のプレーをとりあげています。
ドイツ1部でプレー経験のある選手に対してもギリギリのところで体を張った守備をしており、ここでも戦う姿勢を前面にだしていますね。
成績
2019-20シーズン
20試合出場1ゴール(U-19ブンデスリーガ西地区 アレマニア・アーヘン)
2020-21シーズン
35試合出場(ドイツ4部 アレマニア・アーヘン)
2021-22シーズン
27試合出場(ドイツ4部 フォルトゥナ・デュッセルドルフU-23)
1試合出場(ドイツ2部 フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
徐々にではありますが、着実にステップアップを重ねている成績ですね。
4部リーグとはいえ、すでにドイツでレギュラーとしてフルシーズン戦ったことがある経験はかなり貴重だと言えます。
このバックグラウンドがあれば、今後2部や1部のチームに行った際も、ドイツサッカーの文化に悩むことなく、スムーズにフィットできるのではないでしょうか。
今後の動向
5部リーグから徐々にステップアップを重ね、ついに2部まで上がってきた若き苦労人です。
今後ですが、このままデュッセルドルフでトップチームへの定着を狙うのが最もよいかと思いますが、層も厚いことから、2部の他チームへの移籍なんかも考えられるかもしれません。
またドイツ語圏ということで、オーストリア1部や2部なんかでプレーするのも良いのではないでしょうか。
まだ具体的な今後の噂は流れていないので、もし動きがあれば追記していきます!
なお、現在(2022年3月時点)の市場価値はおよそ「15万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照