先日AFCU-23アジアカップに向けたU-22日本代表メンバーの発表が行われました。
U-22と言いつつも、メンバーは主に3年後のパリオリンピックを見据えた若いメンバーが選出されましたね。
その中で、報道では”オーバーエイジ”と言われていましたが、パリオリンピック世代ではない選手が数名選出されています。
その一人が、今回調べた松井蓮之選手です。
ちなみにお姉さんは女優の松井愛莉さんだそうですよ。
というわけで、2022年シーズンから川崎フロンターレへの加入が内定している松井選手についてまとめてみました!
wiki風プロフィール
名前:松井蓮之(まついれんじ)
生年月日(年齢):2000/2/27(21歳)※2021年10月時点
ポジション:MF、DMF
利き足:右
出身地:福島県
ユースor高体連:高体連(矢板中央高校)
現所属チーム:法政大学 ※2022年シーズンから川崎フロンターレ
日本代表歴:U-16、17、22
経歴
福島県出身の松井選手は、中学までは地元のクラブチームでプレーし、高校からは栃木の強豪校矢板中央高校へと進学します。
矢板中央高校では守備的な中盤の選手として活躍し、高校3年時には全国高校サッカー選手権に出場しベスト4という結果を残し、自身も大会優秀選手に選ばれています。
矢板中央高校卒業後は大学サッカーの強豪法政大学へと進学します。
法政大学では大きく期待されて入学したものの、初めはなかなかレギュラーを獲得できず、大学3年時よりレギュラーに定着しました。
大学4年時は最終学年とあって、タイトル獲得を目指していたのですが、天皇杯東京都予選では決勝で駒沢大学に敗れ、アミノバイタルカップでは産業能率大学に敗れるなどなかなか結果が出ませんでした。
しかし、総理大臣杯では東洋大学に競り勝ち見事悲願の大学初タイトルを獲得しました。
大学進学後、大きく成長したことをうけ、2021年2月25日にJリーグ王者川崎フロンターレへの内定が発表されました。
川崎フロンターレは、守田選手や田中碧選手が欧州移籍したこともあり、ボランチの補強が急務となっていたこともあり、松井選手は喉から手が出るほど欲しかった選手なのではないでしょうか。
プレースタイル・特徴
ポジションはボランチで、屈強なフィジカルと豊富なスタミナを駆使して相手のチャンスを摘み取り、チームの攻撃の起点となることができる選手です。
ちなみに川崎フロンターレの練習に参加した際、持久力は三笘選手に次ぐチーム2位だったそうです。
また成長スピードにも特徴のある選手です。
川崎フロンターレのスカウトは、高校時代から松井選手のことは知っていたのですが、その当時は獲得する意思はなかったそうです。
しかし、大学3年時の試合を見た時に、足元の硬さがとれたスムーズなプレーやテンポの良い中距離パスを散らして攻撃を活性化させるなどそれまで見られなかったような成長を見せたことで将来性を感じ獲得に至ったそうです。
加えて、修正能力の高さもスカウトに評価をされています。
自身のプレーを分析し、コーチ・監督の言葉の意図を理解しそれを自身のプレーに落とし込むまでのスピードが速い選手です。
フロサポのダメージが大きいので同時刻に行われた総理大臣杯決勝で同点ゴールを入れた来季加入予定の松井さんゴールシーンで癒されよう!!
プレースタイルはめっちゃ好みのタイプ😊来季のプレーが楽しみですね🥳🥳🥳
4大会ぶりの優勝おめでとうございます🎊✨️✨#松井蓮之 #川崎フロンターレ pic.twitter.com/BD3Vje9ijZ— ギグス✰︎✰︎✰︎✰✰@2021シーズンも絶賛応援中!! (@giggs11_susu) September 5, 2021
こちらは総理大臣杯決勝でのゴールシーンです。
フィニッシュのところもすばらしいですが、このゴールは松井選手がボールを奪ったところからうまれています。
今後の動向
2022年シーズンより川崎フロンターレでプレーすることが決まっており、チームは当然即戦力としてみていると思います。
そのため、王者川崎とはいえ1年目から主力としてプレーできるだけの可能性はあると思われます。
その活躍次第では、日本代表なども見えてくるのではないでしょうか。
また、守田選手や三笘選手のように、大卒選手で活躍後欧州移籍を果たした選手もいることから、まだ気が早いですが海外移籍なんかもあり得るかもしれませんね。
なお、現在(2021年10月時点)の市場価値はおよそ「5万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照