日本の中盤はタレントが多いと昔から言われていますが、今もそうなのでしょうか?
・・・
そうなんですよね~
前線の攻撃的MFだけではなく、中盤の守備的な位置をこなす選手も層が厚くなってきています。
現日本代表で言えば、遠藤航選手(シュツットガルト)・柴崎岳選手(レガネス)・守田英正(サンタ・クララ)などの海外組がいますが、若手でも田中碧選手(デュッセルドルフ)・松岡大起選手(清水エスパルス)・藤田譲瑠チマ選手(徳島ボルティス)・山本理仁選手(東京V)などもいますね。
それに加えて今回ご紹介したいのは、湘南ベルマーレの田中聡選手です!
というわけでどうぞ!
wiki風プロフィール
名前:田中聡(たなかさとし)
生年月日(年齢):2002/8/13(18歳) ※2021年8月時点
ポジション:CB、ボランチ、トップ下
利き足:左足
出身地:長野県
ユースor高体連:ユース(湘南ベルマーレ)
現所属チーム:湘南ベルマーレ
日本代表歴:U-17、19、20
経歴

長野県出身の田中選手は、中学校までは長野県のチームでプレーをしていました。
中学時代はACパルセイロ長野のU-15に所属していたのですが、高校入学を機に湘南ベルマーレのU-18へと加入します。
地元を離れわざわざ湘南に加入したのは、絶対にプロになるという強い意思の表れですね。
その後高校2年生の時に2種登録をされ、高校3年生の2020年5月にトップチーム昇格を果たしました。
また世代別日本代表にも選出されており、2019年に行われたU-17ワールドカップにも出場しています。
その中で、グループリーグの強豪オランダ戦に先発出場を果たすと、ボールを奪取しまくりオランダ撃破に大きく貢献したのです。
プレースタイル
U-17ワールドカップの時に森山監督が「闘犬」と称するくらい、相手に食らいついてボールを奪取し、豊富な運動量でチームに流れを引き寄せるプレーができる選手です。
同じ湘南アカデミー出身の遠藤航選手を彷彿とさせるようなプレーに、これ以上成長したら遠藤を超えるのでは?言われているほどです(私から)
またボランチだけではなく3バックにおけるセンターバックも務めるなどユーティリティ性も兼ね備えています。
ではそんな田中選手のJ初ゴールのシーンを見てみましょう。
1:50~のシーンです。
最初トラップが大きくなり相手にボールが渡るのですが、闘犬の名の通りすかさず奪い返し 、味方にあずけた後スペースに走りこんでシュート。
これを18歳の選手がやっちゃうんですからたいしたもんですよね。
成績
2020年
17試合出場0ゴール
2021年
21試合出場1ゴール1アシスト ※2021年8月時点
高校3年生のシーズンからコンスタントに試合に出場しています。
そして高卒1年目の2021年シーズンは、チームのレギュラーとして欠かせない存在になっていますね。
今後の動向
同世代の選手が世界で戦っている中、田中選手は湘南での2シーズン目を過ごしています。
まだまだ若いのでしばらくは湘南で戦うことになるのではと思いますが、それは湘南がJ1に残留できたらの話だと思います。
仮に来季湘南がJ2に降格となった場合は、J1の他チームへの移籍かもしくは海外チームへの移籍もあり得るかもしれません。
今のところ情報は何もないですが、今後の飛躍に注目したいですね!
なお、現在(2021年8月時点)の市場価値はおよそ「35万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照