海外にわたる日本の若者もいれば、海外から帰ってくる日本の若者もいますね。
若くしてスイスへと旅立ってから約2年。
2022年1月に湘南ベルマーレへと帰ってきたのは、若月大和選手です。
U-17ワールドカップでは、西川潤選手と共に世界へ衝撃を与えましたね。
というわけで今回は若月大和選手についてまとめました。
wiki風プロフィール
名前:若月大和(わかつきやまと)
生年月日(年齢):2002/1/18(20歳) ※2022年1月時点
ポジション:FW
利き足:右足
出身地:群馬県
ユースor高体連:高体連(桐生第一)
現所属チーム:湘南ベルマーレ
過去所属チーム:FCシオン ※湘南ベルマーレからレンタル移籍
日本代表歴:U-17
経歴
プロ入り前
群馬県出身の若月選手は、リベルティ大間々SC、前橋SCジュニアユースを経て名門桐生第一高校へと進みます。
1年生の時はなかなか出番に恵まれなかったようですが、2年生からレギュラーに定着します。
そしてとんとん拍子に、2019年3月には2020年から湘南ベルマーレへ加入することが発表され、同時に特別指定選手に承認されます。
プロ入り後
2020年シーズンから湘南ベルマーレでプレーする…と思いきや、サポータービックリの事態となりました。
なんと、湘南ベルマーレでプレーすることなく(※特別指定選手の時にはプレー済)スイス1部のFCシオンへレンタル移籍することになりました。
ルーキーが入団後即海外移籍するなんてかなり希なケースですね。
スイス移籍後は、2020-21シーズンで移籍後初ゴールを奪いますがレギュラーには定着できず、2021-22シーズンはセカンドチームでのプレーを余儀なくされます。
そして2021年12月に、2022年から湘南ベルマーレへと復帰することが発表されました。
ここでまた奮起して、2024年のパリオリンピックではエースとして活躍して欲しいですね。
プレースタイル・特徴
- 圧倒的なスピード
- ドリブル
U-17ワールドカップでのオランダ戦で、日本は歴史的な勝利をあげますが、その中心にいたのはまぎれもなく若月選手です。
機敏な動きで相手ディフェンダーを惑わし、スピードで振り切ってゴールを決めています。
また自分自身の武器をドリブルと語っており、どんどん仕掛ける姿勢にも注目したいですね。
若月大和、スイスでの初ゴール👏👏 pic.twitter.com/lpN314i3gz
— ゆうき🍣 (@Yuukibell46) March 14, 2021
こちらはスイスでの初ゴールの映像です。
ゴール前良い位置で待ち構えて、味方からの最高のパスをきれいに決めています。
ゴールキーパーまさかの動けず。
それほど素晴らしいシュートだったようですね。
🏆U-17ワールドカップ
🇳🇱U-17オランダ代表0️⃣
🇯🇵U-17日本代表1️⃣🇯🇵FW若月大和(桐生第一高校/湘南ベルマーレ入団内定)のゴールで日本が先制⚽pic.twitter.com/iSTCQ1SSI7
— だにえるばがす (@QIKFHM) October 28, 2019
こちらはU-17ワールドカップでオランダ相手に決めたゴールです。
ゴール向かって左側に動いて相手のディフェンダーをつり出し、空いたスペースにタイミングよく走りこみフリーでボールをもらいシュートを決めています。
若月選手の持ち味であるスピードと、一瞬の相手との駆け引きが詰まった良いゴールですね。
成績
2019年
1試合出場(J1 湘南ベルマーレ)
2019-20シーズン
1試合出場(スイス1部 FCシオン)
2020-21シーズン
16試合出場1ゴール(スイス1部 FCシオン)
プロ初ゴールはスイスリーグだなんて、なんとおしゃれなんでしょうか笑
Jリーグに復帰した2022年は、Jリーグ初ゴールも勿論ですが、ゴールを量産して欲しいですね。
今後の動向
海外挑戦が決して成功だったとは言えなかったですが、まだまだ若いのでこれからJリーグで活躍すれば、もう一度海外へ挑戦することもあるかと思います。
また、U-17ワールドカップの活躍も受けて、かつてはあの超名門ユヴェントスからも関心を持たれていたほどの逸材ですので、今後の更なる飛躍に期待したいです。
なお、現在(2022年1月時点)の市場価値はおよそ「20万ユーロ」となっております。
※transfermarket参照