第100回全国高校サッカー選手権大会は、前評判通り青森山田高校が優勝をかざりました。
とにかく圧倒的で、決勝戦でも相手にシュートも打たせない完ぺきな試合をしていましたね。
そんなチームの中心となったのが、10番の松木玖生選手ですね。
しかし、青森山田高校は松木選手だけではなく、他にもタレントは豊富でした。
今回はそんなタレント軍団青森山田高校の心臓、宇野禅斗選手についてまとめてみました。
wiki風プロフィール
名前:宇野禅斗(うのぜんと)
生年月日(年齢):2003/11/20(18歳) ※2022年1月時点
ポジション:MF(ボランチ)
利き足:右足
出身地:福島県
ユースor高体連:高体連(青森山田)
現所属チーム:青森山田高校 ※FC町田ゼルビア内定
日本代表歴:U-18
経歴
プロ入り前
地元福島のチームフォルテ福島FCでプレーし、中学校から青森山田でプレーします。
高校2年生からアンカーのレギュラーに定着し、第99回全国高校サッカー選手権準優勝に貢献します。
高校3年生になっても変わらずレギュラーでプレーし、インターハイ・ユース選手権・選手権の高校三冠達成に貢献します。
ちなみに選手権では、2年生・3年生のとき共に優秀選手にも選ばれています。
そして、2022年よりJ2FC町田ゼルビアに入団することが内定しました。
ちなみに、宇野選手は常に松木選手の背中を追っていたそうです。
中学時代は、松木選手が1年生から試合に出場していたのに対し、宇野選手は3年生からレギュラーに定着。
高校時代も松木選手は1年生の時からレギュラーで選手権に出場していた中、宇野選手は2年生からレギュラーに定着。
元々負けず嫌いな性格で、高校2年生でレギュラーをつかんでから急激に成長をしたと青森山田黒田監督は言っていました。
その気持ちを持ったまま、町田でも1年目からレギュラーを取ってほしいですね!
プロ入り後
2022年シーズン開幕後順次更新していきます!
プレースタイル・特徴
- ボール奪取能力
- 正確なフィード
何と言っても中盤の底にどっしりと構え、瞬発力と的確な読みで相手の攻撃の芽を幾度となく刈り取るボール奪取能力に長けています。
また、刈り取ったあとも前線に送り出すフィードの精度も高く、攻撃力あふれる前線の選手たちの得点源として何度も機能していました。
こちら和倉ユースサッカー大会でのプレー集です。
ちなみに同大会のMVPは宇野選手です。
何度も相手のボールを刈り取り、すかさず空いたスペースにボールを出して攻撃につなげています。
また、2:24のシーンでは目が覚めるような強烈なミドルシュートを決めるなど、攻撃力も持ち合わせていることがわかりますね。
こちらでは宇野選手のボランチ論を聞くことができます。
松木選手という超攻撃型のボランチがいる中、宇野選手はチームのバランスを常に確認し、状況に応じた攻守のバランサーのような役割をしているようです。
いわゆるサッカーIQが非常に高く、プロでもすぐに通用するのではないかと思いますね。
今後の動向
2022年からはJ2町田ゼルビアでプレーすることが決まっております。
そんな町田のボランチには、23歳の高江麗央選手と21歳の佐野海舟という若手2選手がレギュラーに定着しており、両選手ともにボール奪取能力や攻撃力が高いです。
松木選手がJ1にいることを考えると、追いつくためにも町田ですぐにでも出場機会を得る必要があるため、宇野選手にはこのレギュラー二人に割って入ってほしいですね。